白石ビザJPカナダは永住権、各種ビザ取得などカナダ移住のご相談をトータルでお受けできます。

ビザコラム

永住権、ビザ取得のお役立ち情報

各州ノミネーションプログラム(PNP)が前年比31%拡大|州別の割当数と比較データを解説

投稿日:2026年4月9日

更新日:2026年4月23日

各州ノミネーションプログラム(PNP)が前年比31%拡大|州別の割当数と比較データを解説


↑ こちらの記事は動画でも解説しています ↑

2026年は、各州ノミネーションプログラム(PNP)の人数枠が2025年より拡大しています。政府が各州・準州に割り当てる永住権推薦枠は、2025年初頭の水準と比べて約31%増加となりました。

2026年の各州ノミネーションプログラム(PNP)推薦枠

現時点で発表されている主な州・準州の割り当ては以下の通りです。

州・準州名2026年推薦枠(最新)前年推薦枠(2025年)増加率
オンタリオ州14,11910,750約31%
アルバータ州6,4034,875約31%
マニトバ州6,2394,750約31%
ブリティッシュコロンビア州5,2544,000約31%
サスカチュワン州4,7613,625約31%
ユーコン準州282215約31%
ノースウエスト準州197150約31%

いずれもおおむね約31%の増加となっており、全国的にバランスよく枠が広がっている点が特徴です。

一方で、以下の州については2026年の正式な枠がまだ公表されていません(2026年3月27日時点)。

  • ニューブランズウィック州 
  • ノバスコシア州 
  • ニューファンドランド・ラブラドール州 
  • プリンスエドワードアイランド州 

ただし、すでに一部の州では2026年分の抽選(ドロー)が始まっており、今後同様に約31%前後の増加が見込まれる可能性があります。
仮に同じ増加率が適用された場合、以下のような水準になると予想されます。

州名2026年予測推薦枠(31%増想定)
ニューブランズウィック州約3,603
ノバスコシア州約4,127
ニューファンドランド・ラブラドール州約1,998
プリンスエドワードアイランド州約1,343

この変更が意味すること

州推薦人数枠とは、各州が1年間にどれだけの外国人を永住権候補として移民局に推薦できるかを示す重要な指標です。
この枠が増えるということは、以下のことを意味します。

  • 各州がより多くの申請者を永住権候補として選べる
  • PNPを通じた永住権取得のチャンスが広がる

州推薦(ノミネーション)と永住権取得プロセスの決定的な違い

「州からの推薦」は永住権取得に向けた第一段階であり、その後の連邦政府による最終審査とは別プロセスです。推薦枠の増加が、実際の永住者数(ランディング数)として反映されるまでには、審査期間に伴うタイムラグが生じる点に注意が必要です。

「推薦」と「永住権取得」は別プロセス

ここで注意が必要なのは、州からの推薦を受けた時点で永住権が確定するわけではない点です。つまり、推薦はあくまで「第一段階」です。
流れとしては以下の通りです。

  1. 州から推薦(ノミネーション)を受ける 
  2. 連邦政府に永住権(PR)を申請 
  3. 審査後に永住権が承認される 

実際の移民数との違い

政府が発表する移民受け入れ計画(Immigration Levels Plan)には、「何人が最終的に永住者として入国するか」という目標(ランディング数)が設定されています。

一方、今回の「推薦枠」はその前段階にあたります。移民局での永住権申請の審査には通常6ヶ月〜1年以上(場合によっては2年程度)かかるため、以下においてタイムラグが生じる点も重要です。

  • 推薦数の増加
  • 実際の永住者数の増加

今後のポイント

今回の動きから見えるのは、カナダ政府が引き続き地域ごとの労働力ニーズに応じた移民受け入れを強化しているという点です。
特にPNPは、以下のような特徴があるため、今後も重要性はさらに高まると考えられます。

  • 地方定着を前提とした移民制度 
  • 職種やスキルに応じた選抜が可能 

※補足:2025年中にも一部の州では追加枠が付与されており、本記事で比較している2025年の数値は「年初時点の割り当て」です。最終的な年間枠とは異なる点にご留意ください。

日本人への影響:PNPを活用した永住権の現実性がさらに向上

今回の州推薦枠の拡大は、日本人にとっても永住権取得のチャンスが広がるポジティブな動きといえます。

① エクスプレスエントリー以外の選択肢がより現実的に

これまで永住権を目指す多くの方がエクスプレスエントリー(EE)を中心に検討してきましたが、近年はスコアの高止まりが続いています。
そのため、以下のようなケースでは、PNP(州推薦)の重要性が高まっています。

  • スコアが届かない 
  • 年齢や英語力で不利になる 

今回のように推薦枠が増えることで、”州推薦経由での永住権取得ルートがより現実的な選択肢になる”、と考えられます。

② 地方就職・特定職種に従事する方への追い風

PNPは各州の労働市場ニーズに基づいて選考が行われるため、以下のような方に特にチャンスがあります。

  • 地方都市での就職を検討できる方 
  • 人手不足職種(IT、建設、医療、ホスピタリティなど)に従事している方 
  • カナダでの就労経験がある方 

単純なポイント勝負ではなく、「どこで・何の仕事をするか」が重要になる点が特徴です。

③ 留学生からの永住権ルートにも追い風

カナダのカレッジ・大学・大学院を卒業後、現地で就職し、そのまま永住権を目指すケースでもPNPは重要な選択肢です。
現在、留学生ストリームがある州は、以下の8州です。

  • オンタリオ州 
  • マニトバ州 
  • サスカチュワン州 
  • ニューブランズウィック州 
  • ノバスコシア州 
  • ニューファンドランド・ラブラドール州 
  • プリンスエドワードアイランド州 
  • アルバータ州(※主に起業系ストリーム) 

これらの州では、「留学生→就職→PNP」または「卒業のみで申請可能(修士・PhDなど大学院卒業生)」といったルートが用意されています。
今回の枠拡大により、留学生→就職→永住権の成功確率が相対的に高まる可能性があります。

④ 早めの戦略設計がこれまで以上に重要

一方で、枠が増えたとはいえ、以下の要因などにより、誰でも簡単に取得できるわけではありません。

  • 人気職種への応募集中 
  • 州ごとの条件の違い 
  • ドロー(抽選)の変動 

そのため、成功を勝ち取るには、以下に挙げるような中長期的な戦略がこれまで以上に重要になります。

  • 渡航前からのキャリア設計 
  • 学校選び・就職先選び 
  • 州の選定 

まとめ

今回のPNP枠拡大は「チャンスの拡大」である一方で、州ごとに条件や優先される人材が大きく異なるため、早い段階での戦略設計が成功のカギとなります。
留学先の選定やキャリアプランの構築など、計画段階から弊社にご相談いただくことをおすすめします。

このニュースはCIC Newsの記事を元に白石ビザJPカナダが内容を整理し、わかりやすくまとめたものです。
出典:Canada boosts provincial immigration by a third for 2026(英語)

関連コラム

エクスプレスエントリー改革の動向|CRSスコア先行変更や高収入職種の優遇など最新ウェビナー速報 

2026年5月20日

エクスプレスエントリー改革の動向|CRSスコア先行変更や高収入職種の優遇など最新ウェビナー速報 

【カナダ永住権】職歴申告で失敗しない!NOC選びでよくある5つのミスと対策

2026年4月23日

【カナダ永住権】職歴申告で失敗しない!NOC選びでよくある5つのミスと対策

各州ノミネーションプログラム(PNP)が前年比31%拡大|州別の割当数と比較データを解説

2026年4月9日

各州ノミネーションプログラム(PNP)が前年比31%拡大|州別の割当数と比較データを解説

ルーラル地域パイロットプログラムでカナダ永住権は狙えるか?BC・マニトバ州の優先職種と成功戦略

2026年3月6日

ルーラル地域パイロットプログラムでカナダ永住権は狙えるか?BC・マニトバ州の優先職種と成功戦略

永住権・ビザ取得なら
今すぐ相談しよう

ビザJPカナダの移民コンサルタント

カナダへの永住権やビザ申請は、自分で行う場合、提出書類が多くて大変で、間違いがないか不安に感じることもあるかもしれません。しかし、本気でカナダへの移住を考えているなら、移民コンサルタントのサポートを強くおすすめします。あなたの年齢、職業、家族の有無などによって、永住権を取得する方法はたくさんあります。専門家の助けを借りることで、自分の状況に合ったプランニングを確実に行うことができます。

プロの移民コンサルントがお悩みを解決

今すぐ無料相談する

移住プランニングから申請まで
白石ビザJPカナダひとつで完結

ビザJPカナダの移住プランニングから申請までのステップバイステップ ビザJPカナダの移住プランニングから申請までのステップバイステップ

移民コンサルタントに相談すると、よりわかりやすく、スムーズに進めることができるでしょう。書類の提出や手続きにおいても安心感が増し、失敗のリスクを減らすことができます。あなたの夢を実現するために、専門家のアドバイスを受けながら、確実にカナダへの新しい一歩を踏み出しましょう。

お客様の声

ウェブテクニシャンでカナダ永住権取得

ウェブテクニシャンでカナダの永住権獲得!

続きを見る>

カフェのスーパーバイザーとして就労ビザから永住権を取得したMoeさん

絶対に移民する!その思いで4年間を乗り切りました。

続きを見る>

イベント情報

ビザJPカナダセミナーバナー

タグ一覧

ランキング

1
ビザ申請で困った!カナダ移民局(IRCC)に問い合わせる4つの方法

2025年12月1日

ビザ申請で困った!カナダ移民局(IRCC)に問い合わせる4つの方法

目次1 ①Web Form2 ②Eメール3 ③コールセンターへ電話4 ④ATIPリクエスト/GCMS/オフィサーノート5 まとめ こちらの記事は動画でも解説しています! カナダのビザ申請中に問題が起き

2
カナダで日本人が日本語の強みを活かせる仕事おすすめ11選

2025年12月1日

カナダで日本人が日本語の強みを活かせる仕事おすすめ11選

目次1 日本人のスキルが求められている職種1.1 保育士1.2 美容師1.3 大工1.4 調理師1.5 庭師1.6 美容サロン(エステ、マツエク、ネイル)2 日本人マーケットを対象にしている業種2.1

3
ビザや永住権の審査期間と進捗状況の調べ方と手順を解説

2025年12月1日

ビザや永住権の審査期間と進捗状況の調べ方と手順を解説

目次1 平均審査期間を確認する方法2 平均審査期間の確認手順例2.1 カナダ国外から学生ビザを申請している場合3 ビザや永住権の進捗状況の確認方法について4 審査状況の確認はどのように行うか?5 ビザ

4
電子渡航認証(eTA)と観光滞在の違いを理解しよう

2024年12月24日

電子渡航認証(eTA)と観光滞在の違いを理解しよう

目次1 電子渡航認証(eTA)とは?2 観光滞在とは?3 eTAと観光滞在の違い4 【注意】滞在期間のリセットはありません5 eTAと観光滞在の有効期限6 eTAの有効期限を確認する方法7 滞在資格を

5
ファミリークラス永住権申請「偽装」のパートナー関係ではないことを証明する方法

2024年6月21日

ファミリークラス永住権申請「偽装」のパートナー関係ではないことを証明する方法

目次1 ファミリークラス(配偶者・コモンローパートナー)とは2 審査厳格化の背景3 関係が本物であることを証明する方法3.1 配偶者であることの証明3.2 コモンローパートナーであることの証明3.3

ピックアップ

【カナダ永住権】職歴申告で失敗しない!NOC選びでよくある5つのミスと対策

2026年4月23日

【カナダ永住権】職歴申告で失敗しない!NOC選びでよくある5つのミスと対策

ルーラル地域パイロットプログラムでカナダ永住権は狙えるか?BC・マニトバ州の優先職種と成功戦略

2026年3月12日

ルーラル地域パイロットプログラムでカナダ永住権は狙えるか?BC・マニトバ州の優先職種と成功戦略

「この人にお願いしてよかった」と思える

カナダ政府公認のコンサルタントだから
安心して任せられる

個人では難解な永住権取得のためのプラン設計、
ビザ申請準備、書類作成、ビザ申請手続きから
結果の報告までを全て行います。

ビザJPカナダロゴ
移民コンサルタント

永住権取得の不安をゼロに

永住権取得の不安をゼロに

ビザの専門知識があるスタッフが
あなたの相談にお答えします!

無料相談・お問い合わせ

厳選したビザ情報を配信

厳選したビザ情報を配信するウェビナー

無料ウェビナーを開催中!
当日までの最新情報をお伝えします!

ウェビナーについて
メールで無料相談 LINEで無料相談