カナダ移民局(IRCC)は2026年7月15日、両親・祖父母ファミリークラス(Parents and Grandparents Program、PGP)の新規申請受付を当面停止すると発表しました。今後は既に提出されている申請の処理を優先し、移民制度全体の持続可能な運営を目指す方針です。
新規申請は当面受付なし
今回の発表では、当面の間、PGPへの新たなスポンサー申請は受け付けられない、としています。IRCCが新規受け入れの一時停止に踏み切った理由として、主に以下の点を挙げています。
- 移民制度を持続可能な形で運営すること
- 申請の滞留(バックログ)を減らすこと
- 審査期間を短縮し、申請者の予測可能性を高めること
一方で、すでに提出済みの申請については引き続き審査が行われます。
2026年は既存の申請から最大15,000人の永住権取得を予定
IRCCによると、2026年は最大15,000人をPGPを通じて永住権取得者として受け入れる予定です。これは2026~2028年の移民受入計画(Immigration Levels Plan)に沿ったものであり、新規受付を止める一方で、既存案件の処理を進めることで全体の審査体制を改善する狙いがあります。
家族の呼び寄せには「スーパービザ」の活用を推奨
今回の措置はPGPの新規受付停止ではありますが、IRCCは家族再統合(Family Reunification)は引き続きカナダ移民制度の重要な柱であると説明しています。
親や祖父母をカナダへ長期間招きたい場合は、スーパービザの利用が引き続き可能です。スーパービザは最長10年間続けて滞在を可能とする観光ビザで、両親や祖父母に長期間滞在してもらえる制度として、多くの家族に利用されています。
白石ビザJPカナダからのコメント
今回の発表は、「2026年は新規募集を実施しない可能性が高い」とされていたこれまでの方針を、正式に確認する内容となりました。PGPは応募希望者が非常に多く、ここ数年は抽選方式で招待が行われてきましたが、現在は審査待ち案件の解消が優先されています。
両親や祖父母を将来的に永住権で呼び寄せたいと考えている方は、今後のIRCCの発表を注視するとともに、当面はスーパービザなどの代替手段を活用することも選択肢となります。
今後、新たな受付再開や制度変更が発表された場合は、当社でも随時お知らせいたします。
このニュースはカナダ移民局(IRCC)の公式情報を元にビザJPカナダが内容を整理し、わかりやすくまとめたものです。
出典(発表日:2026年7月15日):Canada takes steps to responsibly manage the Parents and Grandparents Program(英語)
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