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監修:白石 有紀(移民コンサルタント)
ファミリークラス(配偶者・コモンローパートナー)とは
カナダ市民や永住権保持者が配偶者、コモンローパートナー、扶養の子供(未成年実子・養子)と一緒に生活するためのカテゴリーです。スポンサーとなるカナダ市民や永住権保持者は、指定された期間、申請者が社会扶助に頼る必要がないように、申請者の基本的なニーズを提供しなければなりません。審査を待つ間は就労ビザを申請、取得ができます。
【動画に関する補足(2025年6月時点)】
この動画は公開当時の制度に基づいて作成されています。現在の制度とは異なる部分があるため、以下の点についてご注意ください。
- 1分48秒付近の「Open Work Permitは申請できません」について
→ 2025年4月以降、国外申請でもOpen Work Permitが申請可能となっています。 - 1分52秒付近の「国外申請の方が6ヶ月程度早い」について
→ 審査期間は政府の混雑状況により変動します。最新情報は白石ビザJPカナダまでお問い合わせください。
【2026年最新】ファミリークラス(配偶者・コモンロー)の動向
配偶者・パートナー・子どもの受け入れ目標は2026年に69,000人
- カナダ政府が2025年11月4日に発表した「移民受け入れ計画 2026–2028」では、家族移民の2026年の受け入れ目標を84,000人としました。2025年の94,500人から10,500人減っています。
- このうち配偶者・パートナー・子どもは69,000人、両親・祖父母は15,000人です。
- 両親・祖父母のスポンサー(PGP)は、2026年7月に新規受付の停止が発表されています(PGP新規受付停止のお知らせ)。
詳しくは移民受け入れ計画 2026–2028の解説をご覧ください。
審査期間の目安と確認方法
- カナダ移民局は、国外からの配偶者・パートナー・子どもの申請について「80%を12ヶ月以内に処理する」というサービス基準を設けています。
- 一方、カナダ国内からの申請(Spouse or Common-law Partner in Canada Class)にはサービス基準がなく、カナダ移民局の資料(2026年9月4日公開)では、待ち時間が約3年に達していると説明されています。
- 最新の審査期間は、カナダ移民局の審査期間確認ツール(英語)で確認できます。国内申請と国外申請のどちらを選ぶかは、滞在資格や審査中の就労も含めて検討することが大切です。
審査中のオープンワークパーミット
- カナダ国内でスポンサーと同居し、有効な滞在資格を持つ配偶者・コモンローパートナーは、永住権申請の受領通知(AOR)を受け取った後、審査中にオープンワークパーミットを申請できます。国内申請(SCLPC)の方だけでなく、国外申請(ファミリークラス)の方も対象です(2026年4月時点のカナダ移民局公式情報)。
- 入国時の空港・国境での申請はできません。申請中の永住権が却下・取り下げ・返送された場合も対象外です。
申請料の改定(2026年4月30日〜)
- 2026年4月30日以降に提出する申請から永住権申請料が引き上げられました。2026年9月時点で、配偶者・パートナーのスポンサー申請は合計$1,260(スポンサー料・審査料・永住権登録料を含む)、扶養の子どもは1人につき$180です。
詳しくは永住権申請料の引き上げ(2026年4月30日〜)をご覧ください。
ファミリークラス(配偶者・コモンローパートナー)の申請条件
- カナダ国籍保持者や永住権保持者と結婚している配偶者。
- カナダ国籍保持者や永住権保持者と12ヶ月以上同居し、夫婦同然の関係にあるコモンローパートナー。
- カナダ国籍保持者、永住権保持者、または申請者の未成年の実子や養子である扶養の子ども。
- スポンサーは18歳以上のカナダ国籍保持者または永住権保持者で、申請者の基本ニーズを満たす能力が必要です。
ファミリークラスで永住権申請を上手に進めるには?
スポンサーとの関係を証明する書類の準備
カナダ人との結婚、またはコモンローパートナーであることを証明する書類が必要です。特に、コモンローパートナーシップの場合、過去1年以上、結婚同然の生活を一緒にしていたことを証明する必要があります。このため、事前に必要な書類の準備を行っておくことが重要です。
主な申請者は外国人側
スポンサーが申請するのではありません。カナダ人パートナーが英語を喋れるから安心せず、自分自身が永住権申請者であることを自覚し準備を進めることが必要です。
ファミリークラスの審査
スポンサーと申請者の関係が偽装でないかどうかという点が審査の主な焦点です。スポンサーが申請者の基本ニーズを提供する能力があるかどうかも審査されます。
ファミリークラス(配偶者・コモンローパートナー)の申請プロセス
01カナダ移民局への永住権申請
永住権のオンライン申請ポータルアカウントを作成し、必要な書類を添付してカナダ移民局に提出します。提出後、移民局から受付完了のメールが届きます。
02カナダ移民局から申請書類受領通知が届く
Acknowledgement of Receiptと呼ばれるファイルナンバーが記載されたレターが移民局からEメールで届き、スポンサーの審査が開始します。以降、審査進捗状況はトラッカーサービスで確認できます。申請者は審査期間中にオープンワークパーミットの申請が可能になります。
03スポンサー審査の合格
カナダ移民局からスポンサーの合格通知がメールで届きます。引き続き、申請者である配偶者・コモンローパートナー・子供の審査が行われます。
04バイオメトリクス(指紋認証)
バイオメトリクスのリクエストレターが移民局から届きます。カナダ国内にいる場合はService Canadaで、国外にいる場合はカナダビザ申請センターで指紋採取を行います。
05健康診断の受診
移民局から健康診断受診のリクエストレターが届きます。カナダ移民局指定の医療機関で健康診断を受ける必要があります。
06カナダ移民局の審査完了(国内/国外)
カナダ国内申請者は移民局からPR confirmationのEメールを受け取り、オンラインでPRカードの必要情報や写真をアップロードします。国外申請者は、カナダビザ申請センター経由で担当ビザオフィス(日本国籍の方はフィリピンのマニラ)に書類を送ることで、永住権合格通知である紙のConfirmation of Permanent Residence(CoPR)が郵送で送られてきます。
07COPR(Confirmation of Permanent Residence)の受理
永住権合格通知 COPR(Confirmation of Permanent Residence)を受け取ります。国内居住者はオンラインでダウンロード、国外居住者はカナダビザ申請センター経由で受け取ります。
08ランディング
カナダ国外からの申請者はCoPRを持ってカナダ国内に入国します。カナダ国内からの申請者は、オンラインでランディング手続きができます。
09PRカードを受け取る
ランディング後、数ヶ月でPRカードがカナダ国内の指定住所に届きます。
プロセスの(03)(04)(05)は順不同です。(02)の前に(04)が来てしまうこともあります。
白石ビザJPカナダのファミリークラス(配偶者・コモンロー)サポート事例
白石ビザJPカナダでは、カナダ政府公認の移民コンサルタントが、関係を証明する書類の準備から、国内申請・国外申請の選択、審査中のオープンワークパーミットの申請まで対応しています。これまでにファミリークラスで永住権を取得されたお客様の声をファミリークラスの対応事例として106件掲載しています(2026年9月時点)。最近の事例の一部をご紹介します。
移民コンサルタント
白石 有紀 (Yuki Shiraishi)
アメリカミシガン大学にて学士取得後、ニューヨークでマーケティングコンサルタントとして働く傍らニューヨーク市立大学MBAコースに就学。その後日本での旅行会社マネージャー経験を経て、カナダでのイミグレーションの仕事へ。2010年から移民コンサルタントとして活躍。白石ビザJPカナダ代表。
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カナダへの永住権やビザ申請は、自分で行う場合、提出書類が多くて大変で、間違いがないか不安に感じることもあるかもしれません。しかし、本気でカナダへの移住を考えているなら、移民コンサルタントのサポートを強くおすすめします。あなたの年齢、職業、家族の有無などによって、永住権を取得する方法はたくさんあります。専門家の助けを借りることで、自分の状況に合ったプランニングを確実に行うことができます。
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