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電子渡航認証(eTA)

Electronic Travel Authorization

更新日:2024年12月13日

電子渡航認証(eTA)

2016年9月29日以降、アメリカ合衆国の国民を除き、ビザを必要としない国(日本など)の外国人がカナダへ空路で入国する際には、eTA (Electronic Travel Authorization、電子渡航認証) が必要です。これは、観光、ビジネス、または乗り継ぎでカナダに滞在する場合に必要となる電子的な渡航の承認です。

eTAの主な特徴

  • eTAの有効期間は最大5年間です。ただし、パスポートの有効期限が切れると、それに伴い無効になります。
  • 申請料金は7カナダドルで、クレジットカードまたはデビットカードで支払いが可能です。
  • eTAは、オンラインでの簡単な手続きで取得できますが、英語またはフランス語での入力が必要です。

eTAはカナダへの渡航手段や渡航者の国籍に応じて異なる要件があります。

eTAと観光滞在の違い早見表

eTAを観光で滞在できる許可と間違える方は多いのですが、eTAは渡航するための事前承認で、カナダ入国時に入国管理局が観光滞在許可を出します。どちらもカナダへの渡航や滞在に関わる重要な要素です。

項目 eTA(電子渡航認証) 観光滞在
役割 カナダへの渡航を承認する カナダでの滞在を許可する
取得のタイミング 渡航前にオンラインで申請 入国審査官による許可
有効期限 最大5年間(パスポートの有効期限に依存) 入国日から最長6ヶ月間
目的 渡航手続きの一環として必要 カナダでの滞在を認める
重要な注意点 入国や滞在を保証するものではない 滞在期間の延長を希望する場合は手続きが必要

【注意点】

  • ほとんどの訪問者は、カナダに6ヶ月まで滞在することができます。カナダへの入国が許可された場合でも、入国審査官が6ヶ月未満または6ヶ月以上の滞在を許可する場合があります。その場合は、パスポートに出国日を記入します。

eTAが必要な旅行者の区分

eTAが必要な旅行者

カナダ入国ビザが免除されている国(例:日本)の旅行者は、空路でカナダに入国する場合、またはカナダの空港で乗り継ぐ場合にeTAが必要です。ただし、陸路(車、バス、鉄道)や海路(クルーズシップなど)でカナダに到着する場合には、eTAは不要です。

短期滞在ビザ必須国籍の一部の旅行者

短期滞在ビザ(Temporary Resident Visa=TRV)必須の国の旅行者でも、TRVの代わりにeTAを申請できることがあります。ただし、空路でのみ適用され、陸路や海路での入国時にはTRVが必要となります。

eTAの申請が不要な旅行者

  • カナダ国籍または二重国籍者:有効なカナダのパスポートを提示する必要があります。
  • 永住権保持者:有効なPRカードまたはPR Travel Documentが必要です。
  • アメリカ国籍者:eTAは不要ですが、有効なアメリカのパスポートや身分証明書が必要です。
  • アメリカ合法永住者:eTAは免除されますが、永住資格を証明する文書や有効なパスポートを携帯する必要があります。

渡航に絶対必要なもの3点

渡航前には以下の書類を確認し、不備がないように準備してください。

  • パスポート:パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上あることを確認してください。
  • ビザまたはeTA:渡航目的に応じたビザが必要です。ビザ保有者でもeTAが必要ですが、ビザ承認レターにeTA情報が記載されています。
  • 航空券:出発日と帰国日の詳細が明記されている航空券を準備してください。

【注意点】

  • これ以外の書類も個々の渡航目的やケースに合わせて必要になりますのでご注意ください。

過去に取得したeTAはまだ有効か?その確認方法

eTAが必要な旅行者

eTAの確認は、カナダ政府公式サイトから行います。申請時の情報を入力して、ステータスを確認してください。

確認時の手順と注意点

  • 「Check your status」から「I am a new applicant. I want to check my status.」を選択します。
  • 必要な情報。
    • Application Number(V、S、またはWから始まる番号)
    • パスポート番号
    • メールアドレス(申請時に使用したもの)
  • 確認後、有効なeTAが登録されているかが表示されます。

eTAが無効または見つからない場合

申請が必要です。

eTAの申請方法

電子渡航認証(eTA)の申請はオンラインで簡単に行うことができますが、手続きに不安を感じる方も多いかもしれません。公式ガイドでは、具体的な申請手順が日本語で詳しく説明されていますので、以下のリンクをご覧ください。
eTA申請ガイド(日本語版)

よくある質問

eTAが承認されない場合の対処法はありますか?

入力した情報に誤りがないか確認してください。承認されない場合、再申請が必要です。申請に時間がかかる場合もあるため、余裕を持って手続きを行いましょう。

緊急渡航時の対応方法はなんですか?

eTAを即日発行することは可能性として存在しますが、カナダ政府のサポートセンターに事前に問い合わせることをお勧めします。

eTAが必要ない場合はありますか?

一部のビザ保持者(たとえば特定の労働許可証や学生ビザ)では、eTAが不要となる場合があります。ただし、詳細はビザ発行時の案内を確認してください。

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