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ROビザ(セカンドワーホリ)が取れないときにカナダで働き続ける方法|就労ビザ・学生ビザ・ビジターの選択肢

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ROビザ(セカンドワーホリ)が取れないときにカナダで働き続ける方法|就労ビザ・学生ビザ・ビジターの選択肢

ワーキングホリデーの期間が終わりに近づき、ROビザ(セカンドワーホリ)でカナダ滞在を続けたいと考える方は少なくありません。
しかしROビザは参加枠がごくわずかで、希望しても取れないことがよくあります。
このコラムでは、ROビザが難しいときに、カナダで働きながら滞在を続けるための現実的な方法と、ビジターとして残る場合の注意点を解説します。

ROビザ(セカンドワーホリ)が取りにくい理由

ROビザは、カナダ政府が認めた指定機関(Recognized Organization)を通じて申請するワーキングホリデーの一種です。18〜35歳まで申請でき、通常のワーホリ(18〜30歳)より年齢の幅が広いため、31歳以上の方にとっては貴重な選択肢です。

一方で、指定機関ごとに割り当てられる参加枠はごくわずかで、募集が始まるとすぐに埋まってしまいます。ワーホリの期限に合わせて申請しようとしても、タイミングが合わないことも珍しくありません。ROビザだけに頼らず、早い段階で別の方法も並行して検討しておくことが大切です。

ROビザの種類と参加回数の上限

ROビザには、仕事を自由に選べる「セカンドワーホリ」(期間1年、ジョブオファー不要)と、雇用主と職種が決まっている「ヤングプロフェッショナル」(最大2年、ジョブオファーが必要)があります。2024年5月には、12週間以上の語学学校コースとROビザを組み合わせたプログラムも発表されました。

ROビザを含むカナダのワーキングホリデー制度(IEC)には、参加できる回数に上限があります。セカンドワーホリとヤングプロフェッショナルは合わせて一生で2回までとされているため、これまでの参加歴によっては、そもそもROビザに申請できないこともあります。

ROビザの申請枠を確保する流れ

ROビザは、まず指定機関や留学エージェントを通じて申請枠を確保し、そのうえでビザを申請する流れです。枠の数は指定機関ごとに限られており、問い合わせを比べているうちに埋まってしまうこともあります。費用だけで比べず、募集時期と残りの枠を早めに確認しておきましょう。

まずは今のビザの期限と「メインテインドステータス」を確認する

次の方法を考える前に、今持っているワーホリの期限を必ず確認しましょう。就労ビザや学生ビザ、ビジターレコードは、今の滞在資格が切れる前にカナダ国内から申請すれば、審査結果が出るまで同じ条件でカナダに滞在を続けられます。これを「メインテインドステータス」と呼びます。ただし、ワーホリやROビザは申請しても滞在資格の延長にはならないため、審査中に期限が切れる場合は、別途ビジターレコードなどで滞在資格を整えておく必要があります。

うっかり期限が切れてしまった場合でも、90日以内であれば「滞在資格の回復(Restoration)」を申請できることがありますが、承認される保証はなく、回復の審査中は働くことができません。期限の3ヶ月前には次の動きを決めておくのが理想です。

ワーホリが終わるまでのスケジュール|6ヶ月前・3ヶ月前・1ヶ月前にやること

次のビザの準備は、思っている以上に時間がかかります。ワーホリの期限から逆算して、次のように動き出すのがおすすめです。

6ヶ月前:選択肢を洗い出す

年齢、学歴、職歴、今の職場の状況、パートナーの有無をもとに、使えそうな方法を洗い出します。ROビザに申請する場合は、指定機関の募集時期をこの時点で確認しておきましょう。LMIA就労ビザを考えている方は、雇用主にサポートしてもらえるかを早めに相談します。

3ヶ月前:申請の準備を始める

使う方法を決め、必要な書類をそろえ始めます。LMIA就労ビザでは雇用主側の求人広告やLMIA申請が必要で、学生ビザでは入学許可やPALの取得が先に必要です。ROビザの結果を待つ場合も、取れなかったときの次の手を同時に進めておくと安心です。

1ヶ月前:期限内に申請を済ませる

就労ビザ・学生ビザ・ビジターレコードのいずれかを、ワーホリの期限が切れる前に申請します。期限内に申請していれば、メインテインドステータスとして審査結果が出るまでカナダに滞在できます。就労ビザを期限内に申請した場合は、条件を満たせば審査中も同じ条件で働き続けられることがあります。

方法1:2回目のワーキングホリデーに申請する(30歳まで)

2025年から、日本国籍の方はカナダのワーキングホリデーに生涯2回まで参加できるようになりました。1回目のワーホリでカナダに来ている方で、申請時点で30歳以下であれば、ROビザではなく通常のワーホリにもう一度申請できます。

ただし、ワーホリは抽選(プール)制で、2026年は受付開始から1ヶ月でプール登録者が4,000人近くに達しました。年間枠は例年6,500名程度のため、早めにプールに登録しておく必要があります。また、カナダ国内で有効なワーホリ・ROビザを持っている方は、条件を満たせば次のワーホリ・ROビザを出国せずに郵送で受け取れる施策が続いています。

方法2:雇用主のサポートでLMIA就労ビザを取得する

今の職場で評価されているなら、雇用主にLMIA就労ビザのサポートをお願いするのが王道です。LMIA就労ビザは、雇用主がカナダ労働省からLMIA(労働市場影響評価)を取得し、その職場で働くための就労ビザです。

ただし、近年はLMIAの要件が厳しくなっています。失業率が6%以上の大都市圏では、Low Wage(州の賃金中央値より低い時給)のLMIAは原則として申請できず、バンクーバーやトロント、カルガリーなども対象になっています。求人広告の期間や、雇用できる外国人労働者の上限(CAP)にもルールがあり、雇用主の負担は小さくありません。

一方で、州の賃金中央値以上の時給で雇用されるHigh Wageのポジションや、建設・食品製造・介護施設など一部の業種は、この失業率による制限の対象外です。雇用主の協力が得られるか、職場の所在地と時給がLMIAの条件に合うかを早めに確認しましょう。LMIAの取得から就労ビザの発給までには数ヶ月かかることもあるため、ワーホリの残り期間に余裕を持って動き出すことが大切です。

LMIA就労ビザの申請の流れ

LMIA就労ビザは、おおまかに「ジョブオファーの作成」「求人広告の掲載」「雇用主によるLMIA申請」「本人による就労ビザ申請」の順に進みます。LMIAの申請料は1ポジションにつき1,000カナダドルで、雇用主が負担します。

求人広告は、政府の求人サイトJob Bankなどに一定期間掲載する必要があります。2025年9月からはJob Bankで応募を直接受け付ける機能を有効にし、届いた応募をすべて検討することが求められています。2026年4月からは、Low Wageの場合、申請前3ヶ月以内に連続8週間以上の求人広告と、若年層に向けた採用活動も必要になりました。手続きに時間がかかるため、雇用主との相談は早いほど有利です。

方法3:日本人ならではのCPTPP就労ビザ・企業内転勤ビザ

日本はカナダとCPTPP(環太平洋パートナーシップ協定)を結んでいるため、日本国籍の方はLMIAが不要な就労ビザを使える場合があります。CPTPP就労ビザの管理職・専門職は、4年制大学卒業以上の学歴と、その分野での2年間の有給実務経験、カナダ企業からのジョブオファーが条件です。技術職は、2年以上の専門学校・短期大学卒業以上の学歴と、4年間の実務経験が求められます。日本で積んだ職歴を活かせる方には有力な選択肢です。

なお、CPTPPの管理職・専門職の就労ビザでは、医療・教育・社会福祉や文化産業に関わる職種、弁護士などは対象外とされています。職種が対象になるかどうかは、カナダの職業分類(NOC)で確認する必要があります。また、カナダ企業から正式なジョブオファーを受けていることが前提のため、まずはこれまでの経験を評価してくれる雇用主を見つけることが第一歩です。

また、日本の勤務先にカナダの関連会社がある場合は、企業内転勤就労ビザ(ICT)で働ける可能性もあります。過去3年間に最低1年間、海外の関連会社でフルタイムで働いていることなどが条件です。対象となるのは管理職、経営幹部、その会社特有の専門知識を持つ職で、合計で最長7年間の就労ビザが発行されます。ワーホリ中の方がすぐに使える方法ではありませんが、いったん帰国して日本の会社で経験を積み、転勤でカナダに戻るという道もあります。

方法4:学生ビザで学びながら働く

カレッジや大学のプログラムに進学し、学生ビザで働きながら滞在する方法もあります。条件を満たす留学生は、学期中は週24時間までキャンパス外で働けます。2026年4月からは、Co-op(コープ)やインターンシップの実習が学生ビザだけで行えるようになりました。対象となる公立カレッジ・大学のプログラムを修了すると、ポストグラデュエートビザ(PGWP)に申請でき、卒業後もフルタイムで働ける可能性があります。

学生ビザで働くための条件

キャンパス外で働けるのは、カナダ政府が認定した学校で、Degree・Diploma・Certificateの取得につながる6ヶ月以上のフルタイムプログラムに在籍している場合です。語学学校(ESL)のプログラムは対象外のため、語学学校に通うだけでは働けません。冬休みや夏休みなどの長期休暇中はフルタイムで働くことができ、職種の制限もありません。働くにはSIN(社会保険番号)も必要です。

ただし、学生ビザの申請には州が発行するPAL(州の受け入れ証明)が必要で、発行数には上限があります。学費や生活費もかかるため、卒業後のキャリアや永住権まで見据えて学校とプログラムを選ぶことが大切です。

方法5:配偶者就労ビザ・ビジネスオーナー就労ビザ

配偶者やコモンローパートナーが条件を満たす就労ビザや学生ビザを持っている場合は、配偶者就労ビザでカナダで自由に働けることがあります。ただし2025年1月21日から、主申請者の職種や在籍プログラムに条件が付き、対象が限られるようになりました。

外国人労働者の配偶者として申請する場合、主申請者には、配偶者の申請時点で就労ビザの残り期間が16ヶ月以上あることや、TEER 0・1の職種、または指定されたTEER 2・3の職種で働いていることなどが求められます。留学生の配偶者として申請する場合は、主申請者が16ヶ月以上の修士課程や博士課程、指定された専門職の学位課程に在籍している必要があります。

カナダで事業を立ち上げる方は、ビジネスオーナー就労ビザという選択肢もあります。事業の51%以上を所有していることや、カナダにとって利益のある事業計画が求められ、ハードルは高めです。就労はあくまで一時的なものとされ、就労ビザの期間は通常最長18ヶ月です。また、この就労ビザでの職歴は、永住権のカナディアン・エクスペリエンス・クラス(CEC)の職歴には数えられません。

方法6:永住権を申請中ならブリッジオープンワークビザ

すでにエクスプレスエントリー(CEC・FSW・FST)や州ノミネーションプログラム(PNP)で永住権を申請している方は、ブリッジオープンワークビザ(BOWP)で、審査を待ちながら働き続けられる可能性があります。

申請できるのは、カナダ国内に滞在していて、申請時点で有効な就労ビザを持っており、対象の永住権カテゴリーの主申請者として申請中の方です。ワーホリやROビザも就労ビザなので、期限内であれば対象になり得ます。一方、すでに就労ビザが切れている方や、ビジターとして滞在している方は申請できません。永住権の申請を予定している方は、ワーホリの期限内に申請が間に合うかを必ず確認しましょう。

ビジター(観光)として滞在を延長する場合の注意点

次のビザの結果を待つ間や、帰国前にもう少しカナダに滞在したい場合は、ビジターレコードでビジター(観光)として滞在を延長する方法があります。申請費用は1人100カナダドルで、今の滞在期限の少なくとも30日前までに申請するよう案内されています。

ビジターレコードの申請では、延長したい期間の滞在費を十分に持っていることを示す必要があります。期限が切れてから90日以内に滞在資格の回復を申請する場合、費用は246.25カナダドルとなり、期限内の申請より高くなります。

ただし、ビジターとして滞在している間は働くことができません。ワーホリの期限が切れた後に働き続けると不法就労になり、今後のビザ申請や永住権申請に大きく影響します。

また、2024年12月から、アメリカ国境で就労ビザを受け取る「フラッグポール」は原則としてできなくなりました。ビジターのまま働く方法はないと考え、仕事を続けたい方は、ワーホリの期限内に次の就労ビザの準備を進めましょう。

ROビザ以外の方法の比較|条件と向いている方

方法主な条件向いている方
2回目のワーホリ申請時30歳以下、抽選に当たること自由に仕事を選んで働きたい方
LMIA就労ビザ雇用主のLMIA取得今の職場で長く働きたい方
CPTPP就労ビザ学歴・職歴・ジョブオファー日本で専門職の経験がある方
企業内転勤ビザ海外の関連会社での1年以上の勤務日本の勤務先にカナダ拠点がある方
学生ビザPAL、学費・生活費学び直して永住権を目指す方
配偶者就労ビザパートナーの職種・在籍プログラムパートナーが就労ビザ・学生ビザを持つ方
ブリッジオープンワークビザ永住権申請中、有効な就労ビザすでに永住権を申請している方
ビジター滞在費の証明働かずに滞在を延ばしたい方

ケース別|こんな方にはこの方法がおすすめ

30歳以下で、今の生活を続けたい方

まずは2回目のワーホリのプールに登録しておくのが現実的です。抽選に当たらなかったときに備えて、今の職場でLMIA就労ビザのサポートが受けられるかも並行して確認しておくと安心です。

31歳以上で、今の職場で評価されている方

通常のワーホリには申請できないため、ROビザと並行して、LMIA就労ビザを雇用主に相談するのが基本です。職場の所在地や時給によってLMIAの申請可否が変わるため、Low Wageの制限に当たらないかを早めに確認しましょう。

日本で専門職の経験がある方

大学卒業以上の学歴と2年以上の実務経験があれば、CPTPP就労ビザが有力な候補になります。ワーホリ中にカナダの雇用主とつながりを作り、これまでの経験を活かせるポジションでジョブオファーをもらえるかがポイントです。

将来の永住権を本気で考えている方

ワーホリ中の職歴が永住権の条件に届くかをまず確認し、足りない場合は同じ職場に残れる就労ビザを優先しましょう。英語力やカナダでの学歴も永住権の審査で評価されるため、カレッジや大学への進学で学歴とPGWPを得る道も検討する価値があります。

永住権まで見据えるなら「職歴が途切れない方法」を選ぶ

将来カナダの永住権を目指している方は、どの方法でカナダの職歴を積めるかも重要です。ワーホリやROビザ、LMIA就労ビザ、CPTPP就労ビザなどで働いた期間は、条件を満たせば永住権申請の職歴として数えられます。

たとえばエクスプレスエントリーのカナディアン・エクスペリエンス・クラス(CEC)では、TEER 0〜3の職種でのカナダでの職歴が1年以上必要です。ワーホリ中に積んだ職歴があと数ヶ月で1年に届く方は、就労ビザで同じ職場に残ることで、永住権の申請資格を満たせる可能性があります。一方、ビジターとして滞在している期間や、ビジネスオーナー就労ビザでの職歴はCECの職歴には数えられません。目先の滞在だけでなく、その先の永住権まで考えて方法を選びましょう。

ワーホリ後の滞在でよくある失敗

ROビザの結果だけを待ってしまう

ROビザに申請したまま、取れなかった場合の準備をしていないケースです。結果が出たときにはワーホリの期限が迫っていて、LMIAや学生ビザの準備が間に合わないことがあります。ROビザは「取れたらラッキー」くらいに考え、別の方法も同時に進めておきましょう。

期限が切れた後も働き続けてしまう

次のビザを申請したから大丈夫だと思い込み、期限が切れた後も働き続けてしまうケースです。働き続けられるのは、期限内に就労ビザを申請し、条件を満たしている場合に限られます。ROビザやビジターレコードの申請では働けないため、自分がどの状態にあるのかを必ず確認しましょう。

雇用主の手続きを甘く見てしまう

LMIA就労ビザは雇用主の協力が前提で、求人広告や申請書類の準備に時間がかかります。「店長がサポートすると言ってくれた」だけで安心せず、具体的な手続きやスケジュールを雇用主と一緒に確認することが大切です。

ROビザとカナダ滞在の継続についてよくある質問

白石ビザJPカナダのLINEやメールに寄せられるROビザのご質問と、カウンセラーがお答えしている内容をまとめました。

白石ビザJPカナダでROビザの申請枠を確保してもらえますか?

ROビザの申請枠は、カナダ移民局(IRCC)が指定した団体(Recognized Organization)だけが持っています。そのため、白石ビザJPカナダでは申請枠の確保やお申し込みはお受けしていません。指定団体はカナダ政府の一覧ページ(英語)で確認できます。指定団体で申請枠を確保した後のビザ申請は、白石ビザJPカナダが代理申請としてサポートできます。

申請枠の確保とビザ申請は別の手続きですか?

はい、別の手続きです。まず指定団体で申請枠を確保し、枠が確保できてから、カナダ移民局に就労ビザを申請する流れです。指定団体の募集が始まる前でも、問い合わせ自体はできます。

ROビザの募集はいつ頃始まりますか?

募集の時期は指定団体ごとに異なり、白石ビザJPカナダでも把握しきれていません。お客様からうかがった範囲では、11月や12月頃に詳細が発表されることが多いようですが、年度によって変わることもあります。日本国籍の方のROビザの申請枠は2024年をピークに急激に減っていると聞いているため、早めに指定団体へ問い合わせることをおすすめします。

ROビザにはどのくらいの費用がかかりますか?

指定団体に支払うプログラム費用は団体ごとに異なり、白石ビザJPカナダではお取り扱いがないため、正確な金額はご案内できません。お客様からうかがった範囲では、4,000〜6,000カナダドル程度と聞いたことがあります。語学学校が付いたプログラムは、さらに高くなる傾向があります。このほか、ビザを申請するときには、カナダ政府への申請料と、必要な方はバイオメトリクス(指紋・顔写真の登録)の費用がかかります。

通常のワーホリを2回使った後でも、ROビザに申請できますか?

条件を満たせば申請できるとされています。日本国籍の方は、通常のワーホリに最大2回、これとは別にROを通じた参加も最大2回までとされており、合計で最大4回の参加になり得ます。ROを通じた参加は、通常、ワーホリの2回の参加枠には数えられません。

ただし、空港の入国審査でROの参加歴も含めて上限に達していると判断され、ワーホリの就労ビザが発行されなかったというご相談もありました。このような場合は、カナダ移民局のコールセンター(1-888-242-2100)に連絡して、対応方法を確認しましょう。

ヤングプロフェッショナルは、今の職場で使えますか?

ヤングプロフェッショナルは、雇用主と職種が決まっているタイプのROビザで、カナダの雇用主からのジョブオファーが必要です。今の職場からジョブオファーを受けられれば候補になりますが、申請枠は非常に少なく、枠が取れないケースが多いと聞いています。枠が取れなかったときに備えて、LMIA就労ビザやCPTPP就労ビザも並行して検討しておきましょう。

ROビザの許可レターがあります。カナダにいたまま有効化できますか?

カナダ国内で有効なワーホリ・ROビザを持っている方は、条件を満たせば、出国せずに郵送で就労ビザを受け取れます(郵送での受け取りの詳細)。カナダ移民局は郵送の手続きを5営業日で行うと案内していますが、手続き中に今の就労ビザが切れる場合は、ビジターレコードを申請しておくよう案内しています。

空港で有効化する場合、アメリカから戻って入国するときは対応してもらえないため、アメリカ以外の国から入国する必要があります。また、IECの参加条件である医療保険への加入は、すでにカナダに住んでいる方も必要です。

ROビザの結果待ちの間にワーホリが切れたら、働き続けられますか?

ROビザを申請しても、今の滞在資格の延長にはなりません。ワーホリの期限が切れた時点で働くことはできなくなるため、期限が近い場合はビジターレコードで滞在資格を整えたうえで、働かずに結果を待つ必要があります。

ビジターレコードを今のビザの期限内にオンラインで申請すれば、審査中もメインテインドステータスとしてカナダに滞在できます。ただし、カナダを出国するとメインテインドステータスの対象外になるため、国内に留まりましょう。働けるのは今のワーホリの期限までで、新しいROビザが手元に届いてから働き始めるのが安心です。なお、すでにワーホリ・ROビザの許可レターを持っている場合は、先にそちらを使うよう求められ、ビジターレコードが認められないこともあります。

学生ビザでCo-op中に、ROビザを有効化できますか?

一般的に、2つのビザを同時に持つことは可能とされています。ただし、カレッジのプログラムに在籍する間は、プログラムの全期間をカバーする学生ビザが必要なため、学生ビザは手放さずにROビザを持つ形になります。また、Co-opプログラムの学生ビザで滞在している場合、プログラムの修了後は別のビザを申請しない限り滞在を延ばせません。修了後にもう少し滞在したいときは、ビジターへの切り替え(最長6ヶ月)を申請できます。

ROビザの期限が切れる前に、別の就労ビザへ切り替えられますか?

条件を満たせば、ROビザの期限内にカナダ国内からCPTPP就労ビザやLMIA就労ビザを申請できます。期限内に申請を済ませれば、メインテインドステータスとして、審査中も同じ条件で働き続けられることがあります。ただし、ビザの種類や状況によって扱いが異なるため、申請は慎重に進めましょう。CPTPP就労ビザはオンライン申請のため、条件を満たしていれば国外から申請することもできます。

ビジターとして滞在しながら、就労ビザに切り替えられますか?

ビジターのまま働くことはできません。就労ビザが必要な場合は、ワーホリの期限内に次の就労ビザを申請しておくのが基本です。期限が切れた後の手続きは選択肢が大きく限られるため、早めの準備が大切です。

語学学校に通えば、学生ビザで働けますか?

語学学校(ESL)のプログラムは、キャンパス外で働ける対象になっていません。学生ビザで働きながら滞在したい場合は、カレッジや大学など、Degree・Diploma・Certificateの取得につながる6ヶ月以上のプログラムを選ぶ必要があります。週24時間を超えて働きたい方は、Co-op付きのプログラムを選ぶのも一つの方法です。

31歳以上でも、カナダで働き続ける方法はありますか?

通常のワーホリは30歳までですが、ROビザは35歳まで申請できます。また、LMIA就労ビザやCPTPP就労ビザ、企業内転勤ビザ、学生ビザには年齢の上限がありません。年齢だけで諦めず、学歴や職歴を活かせる方法を検討してみましょう。

白石ビザJPカナダがカナダ滞在の継続をサポートします

ROビザが取れなくても、学歴や職歴、年齢、今の職場の状況によっては、カナダで働き続ける方法が見つかることがあります。大切なのは、ワーホリの期限が切れる前に、いくつかの選択肢を並行して準備しておくことです。

白石ビザJPカナダでは、ご経歴や働き方のご希望をうかがったうえで、就労ビザや学生ビザ、将来の永住権まで見据えたプランをご案内しています。ワーホリの残り期間が気になっている方は、お早めにご相談ください。

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白石 有紀 (Yuki Shiraishi)

移民コンサルタント

白石 有紀 (Yuki Shiraishi)

アメリカミシガン大学にて学士取得後、ニューヨークでマーケティングコンサルタントとして働く傍らニューヨーク市立大学MBAコースに就学。その後日本での旅行会社マネージャー経験を経て、カナダでのイミグレーションの仕事へ。2010年から移民コンサルタントとして活躍。白石ビザJPカナダ代表。

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