もうご存知の方も多いと思いますが、遂にバンクーバーにもMujiがオープンします！

ユニクロの上陸の話とともに、もはや都市伝説とさえささやかれていたMujiのオープンですが、今年夏、遂に実現します！

ダウンタウンのショッピングエリアであるロブソンストリートの一等地に路面店を構えるGAPが、その大きな店舗を譲る形となって実現するMujiの上陸ですが、2017年のうちには更に、もう一店舗メトロタウンにオープンするようです。

Mujiのトロントの店舗はどれも人気を博している中、バンクーバーにオープンされる店舗はどちらも、トロントにある店舗の二倍に近い売り場面積を持つようです。Mujiがバンクーバーエリア進出にいかに期待と情熱を注いでいるかが伝わってきますね。

そして、新たなビジネスがバンクーバーの市場に参入するということは、もちろん雇用増も期待されます。日系企業ですし、日本人が採用される可能性もあります。日本人にとっては慣れ親しんだ商品が手に入るだけでなく、働く機会も増えるということで、ダブルで嬉しいニュースですね。

さて、みんながショッピングに行くロブソンストリート！と思っていたら、意外と最近では盛り上がりに欠けているようです。

ダウンタウンのお店は、店舗面積が狭く、老朽化の進む建物の割りに、家賃が高く、最近ではロブソンストリート沿いは空き店舗が目立ってくるようになりました。実際に、ブラードストリートからジャービスストリートまでの３ブロックの間に２０店舗も空きがあるそうなのです。

そんな中、長年カナダやアメリカで人気を博してきた多くのブランドやお店が路面店を減らし、オンラインショップに力を入れていっています。オンラインショッピングがどんどん充実していっている今日では、確かに自然な流れだとは思います。

ただ、ロブソンストリート自体に魅力が見出されなくなってきたというわけでもありません。海外からのブランドは、バンクーバーに店舗を構える機会を伺っていたようです。今年秋にオープン予定のUNIQULOも、交渉が上手くいかなかったようで、メトロタウンでのオープンになるようですが、当初はダウンタウンのロブソンストリートを狙っていたようです。

ダウンタウンのパシフィックセンターの拡大計画も進みつつあり、小売店舗自体の縮小を心配する必要はまだ無さそうですが、路面店もまた賑わいを見せてくれるといいですよね。モールは確かに便利で天気にも左右されないので好きですが、路面店が盛り上がると、町全体が活気付く気がします。街を歩くだけでも楽しくなりますし、カラフルになりますし、夜には店舗の明かりが多いほうが、なんだか安心しますしね。

Mujiのオープンを皮切りに、ロブソンストリートがまた買い物客で活気付いて、他の店舗のオープンも後押しされればいいなと思います。そして日本人が働ける機会がもっと増えるといいなと思います！