カナダへの観光客が増えています
2013年2月に、ジェイソン・ケニー移民大臣が「カナダは2012年に約100万件のビジタービザを発給した」と発表しました。「政府は、カナ
ダを訪れるビジターの数を増やし、カナダ経済の活性化と雇用を増やすことを目指している。そのためには、できる限り迅速にビザを発給し、観光客や親戚・家族訪問者にどんどんカナダに来てもらわなければならない」とのこと。
ビジタービザ発給数は年々右肩上がりで、2012年は2004年の約1.5倍になっています。
では、日本からカナダへのビジター(観光客)はどうなんでしょう?
2月4日のニュースによると、韓国や中国を訪れることが多かった日本の団体観光客がアメリカやカナダへシフトしているそうです。
日本旅行業協会(JATA)によると、昨年10~12月に韓国を訪問した団体客は前年同期の44.1~55.8%、中国を訪問した団体客は同21.2~25.9%、香港・マカオ・台湾を訪問した団体客も20~60%減少したそうです。一方、アメリカとカナダを訪問した団体客は前年同期の133.8%~167.5%と増加。団体客が韓国・中国より米国・カナダを好む傾向は今年1~3月の予約状況にも表れているそうです。
以前旅行業界で働いていたスタッフによると、当時(10年ほど前)は、カナダは日本人にとって「一生に一回ぐらい行ってみてもいいかな」という程度のあまりぱっとしないデスティネーションだったそうです。でも最近は、またカナダへの日本人観光客が増えているのですね。カナダに住む日本人としては、これはとてもうれしいことです。
たくさんの日本人にどんどんカナダに観光に来ていただき、カナダの良さをたくさんの方に知っていただきたいですね!
