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カナダで働きたいと考えている外国人にとって、通常、就労ビザ(ワークパーミット)が必要です。就労ビザには色々な種類がありますが、カナダでの就労を希望する人の多くが、Labour Market Impact Assessment(LMIA)が必要な労働ビザを取得します。カナダでは労働者を外国から招くために、雇用主がLMIAを申請します。カナダで就労経験を積むことは、多くの外国人にとって永住権取得までの道のりの重要な一部であり、カナダの労働市場に貢献し自身のスキルを向上させながら、永住権取得のための資格を高めるのに役立ちます。
2023年にLMIAを最も多く取得した職種には、カナダ国内での需要が反映されています。これらのデータを元に、就労ビザを取得するための情報や、職業選択に役立つ内容を紹介します。
カナダでの就労とLMIAの重要性
カナダでの就労は、多くの外国人にとって永住権取得までの道のりで非常に重要なステップです。カナダの労働市場に貢献しながら自身のスキルを向上させることで、永住権の取得に向けた資格を高めることができます。
カナダで働くためには通常、就労ビザ(ワークパーミット)が必要です。その中でも、Labour Market Impact Assessment(LMIA)を必要とする労働ビザが、多くの人々に利用されています。
就労ビザの種類や詳細については、こちらをクリックしてください。
LMIAとは?
LMIAとは、外国人労働者の雇用がカナダの労働市場に与える影響をカナダ政府が評価するものです。就労ビザの申請をサポートするためには、LMIAでPositiveまたはNeutralな結果が必要です。LMIAは、カナダ市民または永住権保持者がその職種に就けるかどうかの判断にも役立ちます。
LMIAの詳細と申請手続きについては、こちらのページをご覧ください。
2023年に最も多くLMIAを取得した職種
2023年のデータによると、以下の11個の職種が最も多くLMIAを取得しています。これらの職種は、カナダ国内で需要が高いことを反映しています。
職種 | NOC | LMIA発給数 | |
---|---|---|---|
1 | General Farm Workers | 85100 / 85101 | 8289 |
2 | Cooks | 63200 | 5187 |
3 | Food service supervisors | 62020 | 3739 |
4 | Food counter attendants, kitchen helpers and related support occupations | 65201 | 2576 |
5 | Administrative assistants | 13110 | 1619 |
6 | Retail sales supervisors | 62010 | 1358 |
7 | Information systems specialists | 21222 | 1168 |
8 | Software developers, programmers and interactive media developers | 21232 | 1133 |
9 | Transport truck drivers | 73300 | 1131 |
10 | Construction trades helpers and labourers | 75110 | 994 |
11 | Administrative officers | 13100 | 990 |
これらのデータは、カナダ政府が発表したオープンデータを基にCICニュースがまとめました。LMIAを取得した上位100職種では、行政、建設、農業、技術・技術管理、運輸、物流、外食産業の職種が多い傾向でした。
カナダ政府は2023年に外国人労働者の雇用を支援するため、合計で6万件以上のLMIAを発行しました。
LMIAの申請と職業選択のアドバイス
LMIAを必要とする仕事に従事する場合、過去にLMIAが多く発給された職種にターゲットを絞ることが有効です。就職活動をする際に、これらのデータを参考にすることで、雇用のチャンスが高い職業を見つけやすくなります。
ただし、LMIAの申請は雇用主が行う必要があり、申請プロセスや関連する費用は雇用主が負担します。
今年、カナダ政府は、就労ビザとLMIAについて、有効期間や労働力枠の変更を含む多くの変更を発表しました。今後その詳細が発表になりますので、注視していく必要があります。
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