「COVID-19渡航規制中のカナダに学生ビザで入国しました!」-お客様の体験談

現在の渡航規制(https://visajpcanada.com/articles/2020/06/covid-19-news0610/)では、外国人は渡航できないこととなっています。ですが、その例外として入国可能な外国人に「Study Permit保持者、または3月18日までに許可証が発給された方は渡航ができる」が含まれています。
とはいえ、本当にスムーズに渡航できるのでしょうか?
3月18日以前にStudy Permit許可証が発行されたお客様から、先週「無事に入国できました」と連絡をいただきました。「少しでも留学生の一助になればと思い、入国までの経過をシェアさせて頂きます」と以下内容をお送りくださいましたので、皆様にシェアさせていただきます。
お客様から頂いた入国体験レポート
担当者による入国のチェックは4回ありました。
チェックのあった場所
1回目:成田の空港で搭乗券 発券時
2回目:バンクーバーの空港で入国審査
3回目:バンクーバーの空港イミグレーションでビザ発行
4回目:バンクーバーの空港で、BC州 自己隔離計画書の再確認
1回目:搭乗手続き時@成田空港

特に大変だったのは1回目のチェックです。空港職員が搭乗券の発券手続きをしたところ、「不足書類があるので発券できません」とエラーが出るので調べるので待ってくださいと言われ、「もしかしたらeTAが上手くシステムとマッチしてないかもしれないので申請の必要があるかもしれない」と言われましたが、結局、原因が分からないので搭乗させて良いか、空港職員がカナダ大使館に問い合わせしました。
大使館からビザのレターや入学許可証の他に、学校が再開していることが分かる書類や学校から授業が再開したので来て良いと言った書類がないと搭乗は難しいと言われたので、学校から授業を試験的に再開しますよと書いてあるメールを見せたところ、大使館からOKが出たので搭乗することができました!空港職員の方からは本当は学校から正式な書類があった方が良いとおっしゃっていました。
かれこれ1時間かかったので、時間には余裕を持って空港へ行った方が良いと思います。他の乗客は私ほど待った人はいなかったです。
2回目:入国審査時@バンクーバー空港
2回目のチェックではどこに住むか、誰と住むか、自己隔離期間中の食料確保はどうするかなど聞かれました。答えたらすんなり通してくれました。
3回目:イミグレーションでのビザ発行時@バンクーバー空港

3回目のチェックではイミグレーションオフィスの場所が変更になっていました。通常は入国審査を経て右側に行くとオフィスがありますが、そこは閉まっていました。exitへ行き右側の別室に誘導され、そこでビザを発行して貰いました。15分ほど待つと特に質問等もなく発行されました。
4回目:BC州自己隔離計画書の再確認時@バンクーバー空港
4回目のチェックではビザを貰い出口に進んでいくと担当者がいて、オンラインで事前に自己隔離計画書を提出した時の番号を聞かれました。内容について再確認がありました。
渡航可能な方であってもご注意を!
このお客様の体験をふまえて考えますと、3月18日以前にStudy Permit許可証が発行された方であっても、学校からの正式な「授業を再開している」と書かれている書類がなければ渡航はできないと考えた方が良さそうですね。
3月18日までにWork Permit許可証が発給された方(ワーキングホリデービザも含めて)も、雇用先からの正式な「会社はビジネスを再開しているので雇う予定がある。自己隔離期間中は会社が生活の責任を持ち、その期間中も給与を支払う」というレターが必要だと聞いています。
渡航規制の例外に該当する方でも、渡航には、カナダ到着後の予定を示すための充分な証明書類が必要ということですので、皆様ご注意くださいね。
