先日、アメリカのフィンテック・スタートアップ企業のレミトリーの調査に基づいた「世界の移住したい国ランキング」で日本が2位に選ばれましたね。日本語のニュースを見た人もいるのではないでしょうか。では1位はどこだったかご存知ですか?
世界が選ぶ「最も移住したい国」ランキング1位カナダ
この調査が行われた背景に、今年始めから続くコロナ禍の影響がありました。今、新天地を求めて海外移住を模索する人が世界で急増しているのです。
そこでレミティー社は世界101カ国を対象に、海外移住、移民などをキーワードにしたオンライン検索結果を分析、海外移住先としての人気国をランキングしたのです。その結果がカナダ1位、日本2位だったというわけです。
最も移住したい国としてカナダを1位にした国は、101カ国中、なんと29カ国もありました。日本を1位にランキングした国は13カ国あり、その結果、世界の移住したい国2位になりました。3位はスペイン、その後ドイツ、カタール、オーストラリアが続きます。カナダの隣国であるアメリカは9位でした。
外国人が日本に永住するのは日本の制度を考えるとまだまだハードルがかなり高いです。それとは対照的に、カナダには永住権取得の手段が数多くあります。そして低い失業率、無料の国民保険などの優れた社会福祉制度がカナダにはあります。Global Peace Index2020 の平和度調査においてもカナダは世界で6位にランキングされたばかりです。
それらを考えれば、これだけ多くの国に海外移住先として支持されて1位に選ばれたのも納得の結果と思えます。
カナダに移住したいと思っているのはどこの国の人か?
では、カナダを移住したい国1位に選んだ29カ国はどこだったのでしょう?エリア別に見てみます。
アジア諸国(4カ国)
- アゼルバイジャン
- インド
- パキスタン
- カタール
インド国民は、カナダへのすべての移民のうち、約4分の1を占めていますので、インドがリストに含まれているのは当然のことかもしれません。
ヨーロッパ諸国(4カ国)
ヨーロッパ諸国全体で見ると、最も移住したい国として選ばれたのはドイツ、カナダは2番目でした。その中で、カナダを最も移住したい国として選んだのは以下の4カ国でした。イギリスが入っているのが興味深いですね。フランスの人に選ばれたのは、やはりカナダの公用語にフランス語も含まれるからでしょうか。
- ベルギー
- フランス
- アイルランド
- イギリス
北米諸国(8カ国)
赤道に近い、暖かい国の人々からもカナダが支持されているのですね。かつてはアメリカ移住を目指す人が多かったメキシコの人も、今では移民を歓迎するカナダを支持しているのですね。
- アンティグアバーブーダ
- バハマ
- バルバドス
- ベリーズ
- ドミニカ共和国
- グレナダ
- ジャマイカ
- メキシコ
アフリカ諸国(13カ国)
アフリカ大陸の国々では、13カ国もの国がカナダを最も移住したい国に選びました。異文化色の濃い国々の人たちにも、多文化なカナダの社会背景は安心できる移住先と思えるのかもしれません。
- ボツワナ
- ガーナ
- ケニア
- マダガスカル
- モーリシャス
- ナミビア
- ナイジェリア
- セイシェル
- 南アフリカ
- タンザニア
- チュニジア
- ザンビア
- ジンバブエ
カナダの人が移住したい国はどこ?
カナダは世界中から「住みたい国」とされているのがお分かりいただけたと思います。ではその、最も移住したい国に住むカナダの国の人たちが移住したい国はどこだったのでしょう?それは日本なのです。その理由をもっと深く知りたいですが、安全で自然や文化が美しく、人々が穏やかなイメージがカナダの人に好まれるのではないでしょうか。
日本の人たちはどの国に移住したい?
この調査で、日本の人たちが、最も移住したい国として選んだのはイギリスという結果でした。
カナダは独立国家ではありますが、かつてイギリス植民地だった歴史背景があり、現在も英連邦王国のひとつです。BC州ではビクトリアのような、イギリスの文化が色濃く残る街も多いです。
日本に移住してみたいと考えるカナダの人が多いことを考えても、カナダと日本、きっととっても相性がよいのだと思います。
イギリスに移住したいと考える方、カナダもぜひ海外移住先の候補に入れてみませんか?ビザJPカナダに、どうぞお気軽にご相談ください。
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