カナダ移民局は2023年3月27日、ショーン・フレーザー移民大臣による新たな移民制度を発表しました。
永住権取得を目指す多くの人に関わる発表が期待されていましたが、今回の新制度はカナダへの難民を対象としたものでした。専門スキルを持つ労働者の確保が期待される制度の内容を解説します。
こちらの記事は動画でも解説しています
専門スキルを持つ難民への支援で、労働力不足に対処
ショーン・フレーザー移民大臣は、カナダ企業が専門スキルを持つ難民やその他の避難民を雇用できるよう、EMPP(Economic Mobility Pathways Pilot)を活用した、新しい永住権申請カテゴリーを開始することを発表しました。
EMPPとは?
難民申請者を対象にした永住権パスウェイです。EMPPはこれまで、専門スキルを持つ難民やその他の資格のある避難民を、労働力不足で困っているカナダ企業とを結びつけてきました。これにより、カナダが社会的弱者を受け入れると同時に、カナダの経済成長に必要なスキルを持つ労働力を確保・維持することに貢献しています。
2023年夏「新・EMPPカテゴリー」開設
カナダ政府は、このEMPPを拡大した新しい永住権申請カテゴリーを創設します。この新しいカテゴリーは、今年の夏に開設される予定です。
新しいカテゴリーは、看護助手、介護士、長期介護補助者、ソフトウェアエンジニア、ウェブデザイナー、機械・電気エンジニア、技術者、教師、観光・接客業、トラック・配送サービスドライバーなど、需要の高い幅広い職種が対象となる予定です。EMPPにより企業は労働力確保の新たな手段が得られ、EMPPでの永住権申請者には、ここカナダで家族と一緒に安全にキャリアと生活を再開できるようになります。
応募資格を含む詳細は、今後数週間以内にEMPPのウェブページで公開される予定です。
これからどうなる?
「今春発表」予定のエクスプレスエントリーのターゲットドローイングは、どうなってしまったのでしょうか?このEMPPに取って代わったということでなければ良いのですが・・・。さらなる移民局の動きに期待したいところです。
移民コンサルタント
白石 有紀 (Yuki Shiraishi)
アメリカミシガン大学にて学士取得後、ニューヨークでマーケティングコンサルタントとして働く傍らニューヨーク市立大学MBAコースに就学。その後日本での旅行会社マネージャー経験を経て、カナダでのイミグレーションの仕事へ。2010年から移民コンサルタントとして活躍。白石ビザJPカナダ代表。
関連コラム
関連ニュース
永住権・ビザ取得なら
今すぐ相談しよう
カナダへの永住権やビザ申請は、自分で行う場合、提出書類が多くて大変で、間違いがないか不安に感じることもあるかもしれません。しかし、本気でカナダへの移住を考えているなら、移民コンサルタントのサポートを強くおすすめします。あなたの年齢、職業、家族の有無などによって、永住権を取得する方法はたくさんあります。専門家の助けを借りることで、自分の状況に合ったプランニングを確実に行うことができます。
プロの移民コンサルントがお悩みを解決
今すぐ無料相談する
移住プランニングから申請まで
白石ビザJPカナダひとつで完結
移民コンサルタントに相談すると、よりわかりやすく、スムーズに進めることができるでしょう。書類の提出や手続きにおいても安心感が増し、失敗のリスクを減らすことができます。あなたの夢を実現するために、専門家のアドバイスを受けながら、確実にカナダへの新しい一歩を踏み出しましょう。
イベント情報
タグ一覧
ランキング
2026年9月22日
ビザ申請で困った!カナダ移民局(IRCC)に問い合わせる4つの方法
カナダのビザ申請中に問題が起きたとき、移民局へ連絡したくても方法が分からず困るケースは少なくありません。 審査が進まない、届いたメールに質問や異議がある、といった場面で使えるWeb Form、メール、
2026年9月24日
カナダで日本人が日本語の強みを活かせる仕事おすすめ12選
白石ビザJPカナダの求人情報部門ウェブサイト「人材カナダ」には、日々カナダ国内の多くの求人情報が寄せられています。 最近では日本人だからこその強みを活かせる求人が増えてきており、カナダで日本人が活躍で
2026年9月24日
電子渡航認証(eTA)と観光滞在の違いを理解しよう
カナダに渡航する際、「電子渡航認証(Electronic Travel Authorization:eTA)」や「観光滞在」についての正しい知識が必要です。 しかし、これらの違いを正確に理解していない
2026年9月20日
ビザや永住権の審査期間と進捗状況の調べ方と手順を解説
ビザや永住権の申請をオンラインですると、ほとんどの場合その当日か翌日には、カナダ移民局から「申請を受理しました。」というレターが届きます。「あ~よかった。 」と一安心しますが、その最初の連絡が来て以降