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カナダは2019年に過去最高約34万人の新移民者を受け入れ

カナダ移民局は、2019年に受け入れた新移民の数が341,000名であったことを発表しました。年間の新移民者数が30万人を超えるのはこれで4度目。と言っても、過去3回のうち2回は、第一次世界大戦より前の1911年、1913年にまで遡ります。それが近年になって移民受入数が大幅に増え、一昨年2018年に年間30万人を超えたのでした。

この移民受入数の大幅増加は、カナダの移民政策によるものです。2018年、カナダ政府はカナダ移民局の2019-2021年の移民(永住者)受け入れ計画を発表しています。 この3カ年計画の中で、カナダ政府はそれぞれの年の年間移民受け入れ目標数を設定しており、2019年の受け入れ目標数は 330,800名 としていました。つまり、実際の受入数 341,000名という数字は、 その目標数を1万人以上上回ったということになります 。

2019年新移民者の内訳

カナダの経済成長に貢献する人材の増加
2019年の新移民者内訳として、58%が Economic Class (職歴・学歴を使って永住権を取るカテゴリー) での永住権取得者した。 計画では、2021年には60%以上の数字を目指すとありましたので、その目標値に沿った数字となりました。 つまり、 ファミリークラス(カナダ人の家族になって申請する永住権カテゴリー) や亡命による永住権取得者より、専門的な知識やスキルでカナダの経済発展に寄与できる人材を今後も継続して積極的にカナダが求めているということが言えます。

中東、アジア圏の移民者多数
国別に見ると、インドからの移民者が全体の約1/4と圧倒的に多いことがわかります。日本は圏外のためランキングされませんでした。

2019年 新移民者数合計341,180
1. インド85,585
2. 中国30,260
3. フィリピン27,815
4. ナイジェリア12,595
5. アメリカ10,800
6. パキスタン10,790
7. シリア10,120
8. エリトリア7,025
9. 韓国6,110
10. イラン6,055

どうなる?2020年の新移民者受入れ人数

2019-2021年の移民(永住者)受け入れ計画 では、2020年の永住権発行数を 341,000 件としています。ですが、2019年に予定より1万件多い新移民者を受け入れたこと、また受入れ計画では360,000件まで受入れの猶予があるとしていることから、2020年も予定よりも多い移民者受入れが実現するのではないかと期待されています。

ビザJPカナダでは、これまで大変に多くの方々のカナダ永住権取得をお手伝いしてきましたが、その職種は様々です。どんな移民方法があるの?と思う方、こちらのブログ記事、「永住権取得者35人に聞いた35通りのカナダ移住」を参考にご覧ください。

永住権を得られるかどうかは、その人がカナダに求められている人材であるかどうかが大切なポイントです。どのような職種が永住権取得に有利か、自分の経歴や適性と照らし合わせてどこにチャンスがあるのかを見極める必要があります。そして足りない経歴をどのように補足するかをプランしていきます。私たちビザJPカナダの永住権代理申請には、そのようなコンサルティングが含まれています。

カナダ政府が新移民者を積極的に受け入れているチャンスを逃さないよう、永住権取得にご興味をお持ちの方はぜひお早めにご相談ください。

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