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渡航規制は少なくとも7月31日まで、到着後の強制隔離の規定は8月31日までに延長


6月30日の夜、カナダ政府は、少なくともあと1ヶ月は現在の渡航規制を延長すると発表しました。

つまり、カナダ国籍や永住権を持っていない方は、引き続き「渡航規制の例外の外国人」に該当しない限り、少なくとも7月31日までは、カナダに渡航できません。また「渡航規制の例外の外国人」に該当する方も、カナダに入国後の強制隔離は、少なくとも8月31日までは続きます。

現在施行中の渡航規制、「渡航規制の例外の外国人」については、こちらのニュース記事をご覧ください。

3月16日から始まったこの渡航規制は、COVID-19の感染拡大を防止するために、外国人をカナダに入れないとした規定です。

ヨーロッパでは、一部の国からの旅行者は渡航を許可するなど規制を緩めるようで、カナダもその国のリストに含まれています。ヨーロッパは、カナダにも同様な対応を求めているようですが、カナダ政府は「それは早すぎ、第二波が早く来てしまう恐れがある」と、それには応えませんでした。

“We are going to be very, very careful about when and how we start reopening international borders,” とトルドー首相は言っています。

わたしたちカナダの住民は、厳しく長いロックダウンを超えて、現在Phase2まで来ました。ここで国境を開けると、またロックダウン前の状態に戻ってしまう可能性が非常に高く、それではわたしたちのこの3カ月が台無しになってしまう、というのが政府の見解です。

たくさんの方が、カナダでの仕事に早く戻りたい、9月からの留学には間に合うように渡航したい、と希望し、今か今かと首を長くして日本で待っていらっしゃるのをわたしは日々肌で感じています。一方、ロックダウン前のカナダには戻りたくないという気持ちもあります。

皆様、もうしばらく、このまま待ちましょう。
わたしも早く日本に行きたいです!
早くワクチンができますように。

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