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LGBTQ+にとって世界で最も安全な旅行先にカナダが3年連続トップ

投稿日:2023年5月5日

更新日:2024年4月12日

LGBTQ+にとって世界で最も安全な旅行先にカナダが3年連続トップ

トラベルメディアのAsher & Lyrieが、 “The 203 Worst (& Safest) Countries for LGBTQ+ Travel in 2023(LGBTQ+の人にとってワースト&最も安全な旅行先、203ヵ国 -2023年版) “という興味深いレポートを発表しました。

アメリカに拠点を置くAsher & Lyrie社は、ランキングを作成するにあたり各国のLGBTQ+の権利と状況について深く調査。各国400時間以上のリサーチを経て、個々の国の法的状況や、さまざまな国際的な情報源からデータを集め、LGBTQ+旅行者がどこの国が最も安全な海外旅行先であるかを判断する指標としての「LGBTQ+旅行安全指数」を作成しました。

LGBTQ+フレンドリーな国ランキングは、LGBTQ+の安全に関連する10の項目(差別に対する保護、暴力の犯罪化、同性関係の違法性など)をそれぞれ点数評価して作成されています。

世界で最もLGBTQ+フレンドリーな国カナダ

今回2023年の調査で、カナダは3年連続で世界で最もLGBTQ+フレンドリーな国トップにランクインしました。Asher & Lyrieは総評として、「カナダは、LGBTQ+の権利に関する素晴らしい立法実績があります。同性婚を合法化した最初の国のひとつであり、憲法で差別禁止を定めており、カナダ人の大多数が、ゲイやレズビアンの人々にとって安全な場所であると報告しています。」と述べています。

カナダにおけるLGBTQ+コミュニティ

トロント、バンクーバー、モントリオールなどの都市には、最大規模のLGBTQ+コミュニティがあり、カナダの中でも、最もLGBTQ+フレンドリーな都市にランクされています。

トロント

カナダ最大のゲイ・コミュニティがあり、特にChurchやWellesley Villageはトロントで最も活気があり人口の多いLGBTQ+地域です。毎年大規模に開催されているToronto Prideは、LGBTQ+コミュニティの結束と受容を祝う祝祭として知られています。

モントリオール

ゲイコミュニティが多い都市です。モントリオールでもMontreal Prideがあり、“Gay Village” と呼ばれるエリア、多くの同性バーやクラブがあります。1988年以来、モントリオールではLGBTQ+映画祭が開催され、コミュニティに関する教育や啓発が行われています。

バンクーバー

LGBTQ+コミュニティは、Davie StreetとCommercial Drive周辺にあります。また、バンクーバーにはQmunityと呼ばれるコミュニティセンターがあり、LGBTQ+層の若者やシニア向けのプログラム、トランスIDクリニック、雇用支援、カウンセリング・プログラムを提供しています。


カナダ政府や移民局の取り組み

LGBTQ+の権利を認める様々な移民政策

カナダがこのようにトップを保ち続けている要因としては、職場におけるLGBTQ+の保護、共同養子縁組・第二親縁組の承認、トランスジェンダーの法的アイデンティティに関する法律などが挙げられます。

特筆すべきは、性的指向や性自認にかかわらず、すべての人が参加できる社会の実現に向け、カナダが国として取り組んでいるという所にあります。これにより、LGBTQ+の権利が保護されていない国から安全で歓迎される環境を求めてカナダに移住してくる人々が後を絶ちません。

同性同士もパートナーとしてビザ、永住権申請

カナダの移民法では、同性同士の結婚や交際はファミリークラスのスポンサーシップの対象となり、永住権申請ができます。エコノミークラスの永住権申請や、同性パートナーも一緒に申請に含めることができます。就労ビザ・学生ビザ保持者のパートナーは、配偶者ビザを取得できます。さらに、カナダ人または永住権保持者の同性配偶者またはパートナーは、ファミリークラスでの永住権申請の手続き中にオープンワークパーミットを取得することができます。

社会的弱者、難民受け入れの歴史

カナダは、LBGTQ+コミュニティーの人々を含む、世界で社会的に最も弱い立場にあるグループに対して保護を提供し、再定住を支援してきた歴史があります。カナダ移民局は、性的指向、性自認、性表現などが原因で暴力や迫害に直面している人々を、難民として受け入れることもあります。

民間基金への資金やリソースの提供

カナダ移民局がLGBTQ+コミュニティを支援する方法のひとつに、スポンサーシップ契約者と協力してLGBTQ+難民のカナダ入国を支援するRainbow Refugee Societyへの資金援助があります。

さらに移民局は、性的指向の権利の促進・保護に取り組む国内団体にリソースを提供し、協力しています。例えば、慈善団体 Eagle Canada は、カナダ人権法の差別禁止事由に性的指向を追加するよう迫ったり、カナダ最高裁で同性間の関係を認めるよう介入するなど、ゲイとレズビアンの平等の推進に貢献しています。

このように、カナダがトップにランキングされていることは、LGBTQ+の権利とインクルージョンに対するカナダの国としての取り組みと、国がカナダに住むすべての個人にとってより包括的な社会の実現に向けたの継続的な努力をしていることによるものだと思います。

ビザJPカナダの取り組み

ビザJPカナダでは、LGBTQ+のお客様のお手伝いを、異性カップルのお客様と変わりなく、積極的に行っています。過去に100組を超えるLGBTQ+カップルの方の、配偶者就労ビザ、ファミリークラス永住権、エコノミークラスの永住権を代理申請しています。

【特集記事】LGBTQの人が自由に生きていけるカナダへようこそ!

カップルで来たのではないけれど、LGBTQ+として生きやすい環境を求めてカナダに移住し、永住権取得までの行程の途中でパートナーと巡り合う・・・なんていうことも珍しくありません。

日本などカナダ国外から来て、カナダで合法的にご結婚することをご希望なさる方も多く、そういったご相談にアドバイスも行っております。LGBTQ+のお客様も含め、ビザJPカナダでは、お客様の個人情報の守秘には特に細心の注意を払うことも欠かさないように心掛けております。

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