日本一時帰国レポート第3弾、自己隔離を終えて
ビザJPカナダ関係者が実際に体験した、カナダから日本へ一時帰国の情報をまとめています。
に続く第3弾です。今後、日本帰国の予定のある方、どうぞご参照ください。
ご注意!
この情報は、2021年10月24日に日本入国し、そこから自己隔離を開始した際の情報です。最新の情報は、 厚生労働省ウェブサイトより、最新の水際対策をご確認ください。
隔離中、毎日していたこと
自己隔離期間中は、結局以下のパターンでMySOSアプリから連絡が入りました。
1.現在地報告
(日に2回)
午前8時前と午後5時過ぎに来ることは無かったです。
2.健康状態報告
(日に1回)
熱はあるか?咳や喉の痛みなどはあるか?という2種類の質問にYES/NOで答えます。※これも日中のみです。
3.AI によるビデオ通話
まず「今から発信するビデオ通話はあなたの居所確認をするために録画し、位置情報を取得いたします」というメッセージが入り、その1分後ぐらいにビデオ通話がかかってきます。30秒間、自分の顔と背景を録画され、自動的に通話が終了します。※午前8時過ぎが一番早く、午後5時45分が一番遅かったです 。
最終日は本当の人がかけてきて、『隔離終了です』と言われるのかと思ったら、最後までAI自動通話のみでした。隔離期間最終日の翌日には、MySOSが自動的に解除されましたので、アプリも削除して大丈夫です。
隔離期間1週間後は、大体のパターンが分かってくるし、夜は通知が来ないので、抜け穴というか『ざる』だなと思いました。私は夜は隔離場所内からリモートで働いていたので、ちゃんと宣誓書に署名したとおりに行動していましたが。
4年以上ぶりの日本で驚いたこと(前回の続き)
●AirbnbにNHKが訪ねてきました。
今でも訪問して受信料を集金しているのでしょうか!?びっくりです!それとも、民泊でいつも本当の家主がいないので、訪問してきたのでしょうか。
●交通系ICカード(電子マネー)で、ほぼ何でも支払いできる!
私は名古屋なので、7年前に入手したmanaca(マナカ)を持っています。使えるかどうかドキドキでしたが、セブンイレブンでちゃんとチャージできました。
東京の公共交通機関でも、すべてmanacaが使えました(全国相互利用できるので、とても便利です!)
自動販売機の支払いもピっとかざすだけ。新幹線も事前にアプリ(スマートEX)で予約して、ICカードとリンクしておくと、チケットを引き換えることなく、manacaをピッとするだけで改札を通れます。
東京から名古屋へクロネコヤマトで宅急便を送り、その支払いにもmanacaを使いましたが、これは…?という顔をされたので、『SUICAの名古屋版です』と言ったらすぐに理解してもらえました(汗)。
バンクーバーではスカイトレインやバスに乗る時に、Compass Cardを使いますが、これが日本のようにあらゆるものに使用できると便利なのになぁ。
●選挙カーの存在
10月31日が日本の選挙日でしたが、時折、選挙カーの音声が聞こえてきました。そういえば、カナダでは選挙カーが走りながら宣伝することってないですね。
●地震がありました!
東京に滞在中、4~5回、地震の揺れを感じました。おそらく震度1、2程度の弱い地震だったのですが、カナダでは滅多にないので、怖い思いをしました。
●みなさんマスクをしっかりしている
ここ最近、日本での新型コロナ感染者は激減しています。なのに、ほとんど皆、外でも周りに人がいなくても、ちゃんとマスクを着用していてすごいなーと思いました。
期限切れの運転免許証の更新手続きをしました
実は今回の日本一時帰国の一番の目的はこれでした。昨年日本に行く予定が、パンデミックで行けず、期限が切れてから1年半以上経過していました。日本国外にいたなど『やむを得ない事情』がある場合は、3年以内であればゴールド免許を引き継ぐことができます。
『やむを得ない事情』の証明はパスポートの日本入国印で良いと思っていたら、最後に日本を出国した証明も要ると言われ、パスポートを更新したので証明できず。出国印が要るなんて、書いてありましたっけ?とゴネていると、『コロナで更新できなかった』という理由でもいいですけど、と助け船を出され、それで無事に優良運転者として2026年まで運転免許を更新することができました。
ちなみに、外国の免許を切り替える選択もあるようなので聞いてみました。切り替えた場合は情報が新しくなってしまうそうで、可能ならば日本の免許証を更新した方が良いとのことです。
