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うちの子カナダで何年生?(2019年度版)

ビザJPカナダでは、最近「家族でカナダ移住」に関するお問い合わせを大変多くいただきます。家族でカナダに移住するとなれば、まず一番に気になるのはお子様の学校教育に関してですね。

カナダは移民国家なので、諸外国から移民してきた家族の子供が、新しい環境に適応して有意義な教育を受けられるような制度が整えられています。それには、英語学習のサポートも含まれており、必ずしも始めから流暢な英語力は求められません。

カナダの一般的な教育制度

カナダ教育制度は、各州が統括しています。17歳になるG12までが義務教育とされ、教育費は州政府が負担をしています。

※ただし、教育費がかからないのは、カナダ居住者のみとなり、留学生は授業料を支払います。カナダ居住者には、市民権、永住権保持者、親が就労ビザ、または大学、大学院、カレッジなどに通うための学生ビザ保持者であるなどの条件があります。

教育制度は居住している州によって異なる点があります。下記はバンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州の一般的なものとして施行されています。

    • Kindergarten(1年間)
      5才になる年に入学します。Elementary Schoolと同じ校舎内に併設されているのが一般的です。
    • Elementary School(7年間)Grade 1-Grade 7
      6才から12才まで。
    • Secondary School(5年間)Grade8 – Grade 12
      13才から17才まで。高校卒業資格を得るため、Grade10, 11, 12の3年間では既定の単位を取得することになります。

School Year

日本ではSchool Year(新学年)が4月に始まります。カナダでは9月が新学年のスタートです。また、日本では学年の変わり目もSchool Yearと同様4月1日を区切りとし、3月31日生まれの子供がその学年で一番年の若い生徒になります。一方カナダでは、西暦で学年が変わります。1つの学年に集まる生徒は、原則として同じ年に生まれた子供です。

家族移住、お子様の留学をお考えの際などは、お子様がスムーズに新しい環境に入っていきやすいタイミングとして、新学年が9月に始まること、Elementaryを卒業してSecondary Schoolに入学するタイミング、高校卒業資格取得課程が始まるG10スタートのタイミング、これらを認識されていると良いと思います。

カナダ学年早見表:2019年9月にスタートする新学年の場合

※ブリティッシュコロンビア州の一般的な公立学校の制度を参照しています。

学年(Grade) 対象児童 就学時年齢
Kindergarten 2014年生まれ 4-5歳
G1 2013年生まれ 5-6歳
G2 2012年生まれ 6-7歳
G3 2011年生まれ 7-8歳
G4 2010年生まれ 8-9歳
G5 2009年生まれ 9-10歳
G6 2008年生まれ 10-11歳
G7 2007年生まれ 11-12歳
G8 2006年生まれ 12-13歳
G9 2005年生まれ 13-14歳
G10 2004年生まれ 14-15歳
G11 2003年生まれ 15-16歳
G12 2002年生まれ 16-17歳

お知らせ「家族でカナダ移住」情報ページ開設

ビザJPカナダでは、家族でのカナダ移住を特集したウェブページを開設しています。家族移住も様々な道があります。過去の事例なども掲載していますので、ぜひご参照ください。

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