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2025年カナダ学生ビザ申請枠437,000件の各州割り当てとPALルールの変更点を解説

投稿日:2025年1月27日

更新日:2025年1月30日


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2024年、カナダ移民局は学生ビザの申請件数に上限を設けることで、留学生の数を約40%削減し、住宅、医療、その他の公共サービスへの負担を軽減しました。これにより、学生数が多い地域の賃貸市場への圧力も緩和されました。

2025年も、留学生の受け入れに制限が設けられ、全国で合計437,000件の学生ビザを発行予定です。これは、2024年と比較して約10%の減少となります。このうち、約12万人(120,724件)がPAL免除対象となり、残りの約31万人(316,267件)がPAL必須の申請者となります。

2025年の新ルール:Provincial Attestation Letter(PAL)対象者の増加

2025年のPALの主な変更点

Provincial Attestation Letter(PAL)とは、各州または準州が発行する証明書で、留学生の受け入れに必要な手続きのひとつです。2024年に導入されたこの制度ですが、2025年は大学院(MasterおよびPhD)の学生、および、カナダ国内から申請するほとんどの申請者にもPAL提出が義務付けられるようになりました

  • 大学院生(修士・博士課程)の学生もPALの提出が義務化
  • 大学院生専用の人数枠を確保
  • カナダ国内から申請するほとんどの学生にも適用
  • 交換留学生向けの新たな免除措置の導入

PAL提出が免除されるケース

2025年も、以下の学生カテゴリーはPALの提出が免除されます。

  1. 初等・中等教育の学生(幼稚園~12年生)
  2. カナダ政府が優先する特定のグループ(社会的弱者など)
  3. 既存の学生ビザ保持者(同じ教育機関・同じレベルの就学延長申請者)

2025年のカナダ全土の合計学生ビザ発行目標と内訳

カナダ移民局は、2025年の学生ビザ発行の総枠437,000件を以下のカテゴリに分類しています。

カテゴリー発行予定件数
大学院生(修士・博士)73,282件
幼稚園~12年生(PAL免除)72,200件
その他のPAL免除申請者48,524件
PALが義務付けられている残りの学生242,994件
合計437,000件

2025年の州・準州別学生ビザ目標発給数

カナダ全土での2025年の学生ビザ発行目標は、以下のように割り当てられました。

大学院学生その他学生目標合計目標数
Alberta3,88728,77332,660
British Columbia20,05333,53653,589
Manitoba1,2248,79710,021
New Brunswick1,4005,0306,430
Newfoundland and Labrador1,4563,2084,664
Northwest Territories0220220
Nova Scotia1,9546,3438,297
Nunavut0220220
Ontario21,84194,899116,740
Prince Edward Island2051,0451,250
Quebec19,68353,29472,977
Sakatchewan1,5787,2918,869
Yukon1338339
Total73,282242,994316,276

2025年の州・準州別PAL発給数

カナダ全土での2025年のPAL発給数は、以下のように割り当てられました。

大学院学生目標その他学生目標合計目標数
Alberta5,25642,08247.338
British Columbia28,33347,75476.082
Manitoba1,98016,61118,591
New Brunswick3,11211,67314,785
Newfoundland and Labrador2,6486,5349,182
Northwest Territories0705705
Nova Scotia4,19114,41118,602
Nunavut000
Ontario32,579149,011181,590
Prince Edward Island3912,0442,435
Quebec38,786123,956162,742
Sakatchewan2,79114,85017,641
Yukon1463464
Total120,068430,094550,162

補足情報

各教育機関、州および準州は、前年度の未使用割当枠やPALを繰り越すことはできません。
2024年11月の新規制施行に伴い、各教育機関は、学生のコンプライアンス報告、および入学許可書の確認プロセスに参加することが義務付けられます。これを怠ると、教育機関は最長1年間の資格停止処分を受ける可能性があり、その間は新たな留学生の受け入れができなくなります。

学生ビザの申請を予定している方へのアドバイス

2025年の学生ビザ申請プロセスは、これまで以上に競争が激しくなることが予想されます。特に、PALが必要な申請者は、早めの学校出願手続きをお勧めします。ビザJPカナダでは皆さんの学生ビザ申請のお手伝いを迅速かつ丁寧にサポートさせていただきます。何か小さな疑問でもまずは無料相談からお問い合わせください。

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