Staff Blogスタッフブログ

End of Era 「平成から令和へ」カナダで見るニュース

平成が終わり、令和となるこの日、大きな節目を迎えた日本についてカナダでもニュースとなりました。元号は日本独特の文化ですので、英語にはこれを直訳する言葉はありません。そこで、多くのニュースは平成の終わりを”End of Era(一時代が終わる)”と表現していました。

カナダCBCニュース記事 “Emperor Akihito announces abdication as Japan marks end of era”

End of Era という表現

カナダに暮らしていて日常でもこの表現を何度か聞いたことがあります。例えば著名人が亡くなった時、最近ではスパイダーマンの原作を手がけアメリカンコミックの父スタン・リー氏がこの世を去った時にそのような表現を多く見かけました。

また、若い人たちの会話の中でも卒業式などの別れの場面で親友同士が、It’s end of an era. と感傷的になったりします。古いですけどドラマFriends でモニカとレイチェル、ジョーイとチャンドラーがルームメイトを解消するときのシーンでもこのセリフが有名で、ちょっとオーバーな表現だけれども、それから広まった感じもします。


そんな End of Era ですが、一つの時代が終わること、別れを惜しみ、そして新しい時代が始まることに違いなく、日本の天皇陛下退位のニュースは畏敬をもってカナダでも伝えられました。同時に、イギリスと同君連合関係にあるカナダも君主制なので、象徴天皇としての日本の天皇の在り方が、とても親しみを持たれてる国民に寄り添う存在であることが、賞賛と驚きをもって取り上げられていました。


先週は安倍首相がカナダ首相を訪問していました。令和という新しい時代に、平成から受け継がれた日本とカナダの両国の友好関係がより良い形に発展していきますように。

カナダのビザに関する無料相談はこちら