目次
U.S.Newsによる「2023年ベスト・カントリーランキング」によると、カナダは今年、スイスに次いで世界第2位の優良国となりました。スウェーデン、オーストラリア、アメリカが上位5カ国を占めました。
このランキングを作成するために、U.S.Newsは10のサブカテゴリーを設け、対象となる87か国をそれぞれのカテゴリーでランキング。多くのカテゴリーで上位にランクされたカナダは、昨年の3位からランクアップして、総合2位の国となりました。
カナダのランキング
◆10のサブカテゴリー
調査方法は、ビジネスリーダー、中流以上の大学教育を受けた人々、そして各国の全国代表国民を含む、36カ国の17,000人以上を対象に各国の印象をサブカテゴリーごとにリサーチし、その結果を分析してランキングを決定しています。
- Entrepreneurship
- Quality of Life
- Social Purpose
- Cultural Influence
- Open for Business
- Adventure
- Power
- Heritage
- Agility
- Movers
サブカテゴリー別ランキング
カナダは、10のサブカテゴリーのうち4つのサブカテゴリーで上位5カ国にランクインしました。
- Entrepreneurship(起業)
カナダはアメリカ、ドイツ、日本、英国に次いで5位。
- Quality of Life(生活の質)
カナダはスウェーデン、ノルウェーに次いで3位。
- Social Purpose(社会目的:その国の国民が強く感じている特定の目的のために結集する能力)
カナダはスウェーデン、ノルウェー、フィンランドに次いで4位。
- Agility(敏捷性:変化に対しての順応性の高さ)
カナダはアメリカに次いで2位。
目的別Best For ランキング
さらに、2023年ベスト・カントリー・リストでは、さまざまな属性や資質で「Best For」とされる上位20カ国をランキングしています。U.S.Newsが評価した15種類の属性のうち、カナダは9回にわたって上位7カ国にランクインしました。
- キャリアをスタートするのに最適な国 第2位
- 教育に最も適した国 第4位
- 留学に最適な国 第7位
- 子育てに最も適した国 第7位
- 人種平等の国 第2位
- 女性にとって良い国 第6位
- 快適な老後を送るのに最適な国 第6位
- 最も透明性の高い国 第6位
- 企業の本社を置くのに最も適した国 第2位
世界の中のカナダ、ランキングで見えてくること
U.S.Newsの今回のランキング結果を見ると、10のサブカテゴリー別ランキングと、目的別 Best For ランキングの両方で、特にカナダへの新移住者が最も重要だと考える多くの分野で、カナダが世界のトップ国の中にランクされていることがわかります。
カナダへの移民は、自分と家族のためにより良い生活を築くためにやってきます。そのため、上記の多くの項目でカナダがトップ7にランクインしていることは注目に値します。特に、キャリアをスタートするのに最適な国、教育を受けるのに最適な国というランキングでは、これからカナダに移住する人も、最近カナダに移住した人も、カナダがスキルドワーカーや留学生にとって世界有数の場所であることを示しています。
将来を見据えて世界各国からカナダにやってくる移民は、この国が子育てや人種平等に最も良い国としてそれぞれ7位と2位にランクインしていることにも注目すべきですね。
つまり、移民の親は、自分の子供が包括的で受容的な環境で育つ可能性が高いという安心感を得られるということであり、この現実は移民2世の将来にとって大いに有益です。
そして、カナダが快適な老後を過ごせる国として世界第6位にランクインしていることは、老後を過ごすのに最適な国の一つと考えられていることを意味します。言い換えれば、カナダ生まれの人にとっても、移民にとっても、カナダは、人生の各ステージにおいて、快適な生活を期待できる場所だということだと思います。
海外移住者にとって様々な面で魅力的なカナダ
U.S.Newsが発表した2023年の世界第2位というランキングを総合すると、カナダは依然として、世界的に見てもトップクラスの移民先であることがわかります。教育を受け、キャリアを築き、その後家庭を築き、晩年には快適な老後を送る・・・カナダは、世界各地からの移民にとって世界トップクラスの国としての地位を確固たるものにしています。
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