就労ビザにおけるカナダの職業分類について
就労ビザを申請する際、HRSDC(カナダ人材技能開発省:通称サービスカナダ)に対して「このポジションで一時就労ビザを取得したい」という許可の申請をします。
その際に大事になるポイントの一つがNOC(National Occupational Classification)です。これはいわゆるカナダにおける職業分類コードとなり、どのポジションにおいてもこの中で分類分けする事ができます。
NOCについてはこちらのサイトから確認する事ができます。
業種や分類ごとは Occupational Structure
http://noc.esdc.gc.ca/English/noc/OccupationIndex.aspx?ver=11
一覧表は Matrix
http://noc.esdc.gc.ca/English/NOC/Matrix2011.aspx?ver=11
全てのNOCはコードで分類されており、4桁のコードで成り立っています。
例:Cook は 6242など
そして、これにはスキルレベルというものがあり、大きく分けて0、A、B、C、Dと5つの分類がされています。
いわゆるスキルドワーカーというのはある一定の資格や経験が必要なもので、0、A、Bに分類され、一般的に経験などが必要ないものはC、Dに分類されます。C,Dはロースキルポジションと呼ばれ、-LMOの際にこのポジションに対するLMO発行が多くなされました。
就労ビザの取得をお考えの際は、まずどのポジションで申請するか、という点が重要になってきますが、ご自身のポジションがどれにあたり、NOCでいうどのコードにあたるのか、上記のページで確認してみて下さい。
これは移民申請の際のスキルドワーカーという部分にも当てはまる為、移民や就労ビザ申請の際、非常に重要になってくる項目となります。
人材カナダへご相談をされる際も、この点を一度ご覧になり、ご理解頂くとカウンセリングや今後の申請方法の検討が非常にスムーズになります。
どうぞご参考にされてください。
