オンタリオ州・BC州の私立学校の学生ビザ審査が厳しくなりました。
7月13日付けの移民局からの発表です。
多くの州において、私立カレッジは運営するにあたって、法律で決まられた登録、もしくは認可を受けなければなりません。オンタリオ州及びBC州では、法律の元での私立学校の管理の域が越えた為、以下のとおり、移民局での学生ビザの審査を厳しくしました。
BC州ではPrivate Career Training Insututions Agency(PCTIA)(私立キャリアカレッジの管理機関)が職業訓練を提供する私立カレッジを登録しており、教育基準や登録条件を満たさない学校は停止処分、もしくは登録が取り消される場合があります。BC州の私立の語学学校でキャリアトレーニング、職業訓練プログラムを提供する学校もPCTIAに登録が義務づけられており、該当プログラムが一つだけであってもPCTIAに登録しなければなりません。
BC州の私立学校に就学する学生ビザの審査の際、ビザ審査官はその学校が州政府により停止処分もしくは登録から取り消されていないかをまず確認します。
BC州では全ての優良な登録私立キャリアカレッジとそのプログラムはサービスBCのサイトに記載されています。申請者が通う予定の学校とそのプログラムがそのサイトに載っていない場合、その学校及びプログラムは、運営する権限、また学生に入学を承認する合法的な権限を持っていない、という事になります。
私立カレッジの違反レベルの状況は、政府がこれら私立学校に、新しい学生の入学やプログラムを差し止める、またはプログラムを提供する権限を取り消けすほど、重度に悪化しています。
全ての申請者の正当性は個人レベルで審査されますが、最も重要な審査要素は、就学が目的であるかどうか、という点になります。
PCTIAに登録がない(登録停止処分もしくは取り消しなど)学校で、申請者に正当性がないと審査官が判断した場合、その学生ビザの申請は却下になります。
<例外>
*全ての公立教育機関、私立大学、及び学位を授与する私立の機関
*40時間未満もしくは費用が$1,000以下の職業訓練プログラム
*BC州で語学トレーニングプログラムのみを提供する施設
・PCTIAに登録している私立カレッジでキャリアトレーニングプログラムに加えESL/FSLプログラムを提供する学校は、
ESL/FSLプログラムもPCTIAに登録しなければなりません。もしPCTIAが施設を停止処分とした場合、その学校は
ESL/FSLを含め、これらのプログラムに学生を受け入れる事は禁止されます。
人材カナダでは、申請のトータルサポート、申請前のコンサルティング、却下のご相談などを承っております。
