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スキルドワーカー申請者の資格の事前確認を提案

 

カナダ移民局では、フェデラル・スキルド・ワーカーカテゴリーで永住権取得を希望している外国人に、審査の一環としてカナダ国外での学歴がカナダの労働市場に適合できるかを確認する提案を発表しました。
 
これは、申請者が学歴などの申告を偽っているのかという調査ではなく、カナダに移民後できるだけすぐにカナダ経済に貢献できるように、カナダ国外で就学/取得した資格がカナダでの労働資格規準をクリアしているかの確認を行う、という提案です。
 
Human Resources and Skills Development(日本の厚生労働省にあたる省)の長官によると、「スキルドワーカーとしてカナダに入国したのにもかかわらず、自身が保有している資格/学歴がカナダでは認められず働く事が出来ない、望んだ職業や予定していた職業に就く事が出来ない、ということが軽減されます」とのこと。
 
この提案が議会を通れば、フェデラル・スキルド・ワーカー カテゴリーの永住権審査にこの条件が取り入れられますので、申請条件としては現行よりやや厳しくなるでしょう。
 
ですが、カナダである職業に就きたいとしたらどんな資格が必要なのか、今まで自身が持っていた学歴/資格に何を加えるとその職種で就労が可能なのかが明確になるので、事前に準備をすることができますね。
 
カナダ政府も経済を強化するために試行錯誤しているのですね!
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