カナダでボランティア!
日本ではそこまで身近ではない、ボランティア活動。(自然災害等があった際は別ですが)
カナダではファンドレイザーと呼ばれる非営利団体への寄付金集めや、無償で自分の利益の為以外に貢献する行為が多く行われています。
日本に滞在していた頃、私を含め周りの友人も、ボランティアという言葉は知っていても、実際に参加した事は一度も無く、なんとなく他人事といった感じで、誰かの為に何かしたいと思うよりも先にタダで働くというマイナスのイメージがあったのですが、、(お金が全てではないのですよね、、、過去の自分を反省しております)
日本でも町で募金活動等をしているのを見かけた事がありますが、カナダではアプローチの仕方がちょっと違い、そういった活動は意外とカジュアルで、働くというよりも、ちょっとしたお手伝いといった感じです。
昨日私が参加したエイズ基金の会でも、参加者はシャンパン片手にドレスアップしていてちょっとしたパーティーのよう。
そういった会だと言われなければ分からないような雰囲気なのです。
(今回は知人からの紹介で、受付の手伝いをしました)
その他にも、バーでビールを飲みながら寄付の為オークションを行ったり、自宅でポーカー大会を催し、ジャックポットの半分を寄付に回すといったように、すごく身近でリラックスな感じなんですよね。
楽しみながら、でも、お金を払っている、手伝っていると思わせないような状況を作っているものが多い。
そこで、なのですが、カナダでは仕事を探す際、過去にボランティアに参加/協力したという事が、とても評価されやすいのです。
もちろん質にもよりますが、参加数が多ければ多いほどよろしい。
日本では、求人の申し込みをした際、高い確率で面接を受けることができるので、素晴らしい学歴が無くても人柄が気に入られ採用されるというケースもあると思いますが、カナダでは、書類審査が厳しく、面接まで進むことが難しい。
そこで、同じような学歴や経験がある方との審査で差をつけることができるのがボランティア活動なんです。
何かの為に無償で貢献したということを履歴書でアピールすることができるので、審査員の目に留まることも多くなる=会って話をする価値があるかもしれない、と面接の連絡が来るわけです。
日本ではなかなか参加しずらいボランティア活動、、、
誰かの為に何かをしたという精神的な満足感が心を豊かにしてくれるのではないかと思います。
始めにも言いましたが、こちらではとても身近なので皆さんも機会があれば是非ご参加を!
※ 知人などからの情報がない場合、インターネットからカナダ、ボランティア等で検索するといろいろなサイトを発見できます。お試しください!
※ ワーキングホリデービザを取得している方は問題ありませんが、学生ビザの場合、報酬が発生しなくてもお仕事の内容によっては就労ビザを取得しなければ出来ないボランティアもありますので、その都度ボランティア内容を確認することをおススメします。
