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ビザJPカナダがどのような会社か皆さんにもっとよく知っていただくため、スタッフが自分の考え、思いなどを順番に語ってブログでご紹介しています。
今回は弊社在籍のカナダ政府公認移民コンサルタントの櫻井由美子です!コンサルタントが請け負うビザ代理申請は、永住権(移民ビザ)申請だけではありません。前編では、そんなお話をさせてもらいます。
皆さんの「もっとカナダに滞在したい」声に応える
こんにちは、櫻井由美子です。現在は、主に短い期間のビザの代理申請をお手伝いさせていただいています。例えば、ビジタービザの延長、外国籍の方の一時滞在ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザなどがあります。それから最近では、LMIA取得や就労ビザ申請のお手伝いも数多く扱わせていただいています。
「やっぱりもう少し長くカナダに残りたいです!」
比較的短期のビザを多く扱っている私が出会うお客様は、ワーキングホリデーや、学生ビザでカナダに滞在している方々です。その方たちが留学が終わる頃になって、「やっぱりもっとカナダに残りたい」と思われて、ご相談にいらっしゃるパターンです。
「アルバイトで働いている雇用先が就労ビザをスポンサーしてくれそう・・・」
けれども何をどうしたら良いのかわからない、その先に永住権取得の可能性があるのかどうかも知りたい、というご相談をいただくこともよくあります。
もしくは、できればカナダに永住したくても、いきなり移民申請っていうのは難しいので、就労ビザを延長していくことでカナダの職歴を作り、それで移民申請につなげていくことを目指しているお客様もいます。 また、私がビザJPカナダで働き始めてから5年以上経った現在、以前にワーキングホリデーや学生ビザ取得をお手伝いした方が、今度はポストグラデュエーションビザやBCPNPなどでの移民申請をするために戻って来てくださる方が増えてきたのがうれしいです。
ビザ申請ではトラブルがつきもの?
「自分で申請してみたけど、却下されちゃったんです。」
私が扱うビザ代理申請、特にワーキングホリデービザ申請は、一度はご自身で申請をやってみようとして、でも何らかの理由で却下されてしまったために相談しに来る方も多いです。
却下されてしまう理由はその方にもよりますけど、良くあるものでは、オンライン申請の際に選ぶべき選択肢を間違えてしまい、それが却下につながってしまうというのがあります。
英語での申請ですし、情報量も多いので注意深く進めてもミスしてしまうことがありますね。あとは、警察証明などの追加書類を求められて、けれどもその期限までに提出できず却下になってしまったのですが、どうしたら良いでしょうか?というご相談などもあります。
「もうすぐワーホリ切れちゃうんで・・・。」
ちょっとした皆さんのビザ申請駆け込み寺みたいになっているのだと思いますが、中には本当に時間に迫られてから来る方もいます。今、ワーキングホリデーでカナダにいて、雇用主から就労ビザサポートを得られるので就労ビザ申請をやりたい、でももうすぐワーホリが切れます。というような方です。あと1ヶ月とか、あと2週間しかないです!とか。(笑)
そういう方は、だいたい1年(ワーキングホリデーが)たっぷりあると思って、終わったら帰国しようと思っていたところ、あと残り2~3ヶ月でいよいよ帰国となったときに、やっぱりもうちょっと残りたいってかなって思い、動き始めるようです。留学あるあるというか、留学始めてすぐには気がつけないわけですから、仕方ないと思います。ぎりぎりの選択でも、そんなお客様の決断にできるだけ、力になれたらと思います。
就労ビザ取得には雇用主の協力が欠かせません
LMIA申請は、雇用主さんとも直接お話をさせてもらいます。
LMIAは、雇用主がカナダ労働省に申請をして、その会社が外国人を雇用して良いかどうかの審査を受ける手続きです。そしてLMIAの申請って、やっぱりすごく複雑なのです。
LMIA申請には様々な条件があるのですが、それを雇用主が理解されていなかったり、ビジネスの方針と相違があったり、なかなか理解が難しいところでもあるのです。その内容は、政府のウェブサイトを見てもすごくわかりにくく、たくさんの情報のどこを見ていいのかわからなくなってしまいます。なので、隈なく読んだつもりで雇用主さんがLMIA申請しても却下されてしまうこともよくあります。
なので、雇用主様にもご相談に来ていただいて、申請の流れや、必要書類についてをご説明します。そして、代理申請のご希望があれば契約をいただきます。雇用主さんとのコミュニケーションも含め、代理でさせていただくことになるわけです。雇用主様とビザ申請者の間に入り、第3者として就労ビザ申請についてご説明することは、双方にとってお役に立てることだと思っています。
最近の就労ビザ取得で注目職種
調理師、美容師、IT系、そして保育士
飲食系、特に日本食レストランでの人材需要が変わらず高く、数年でも調理師の経験があったりすれば就労ビザが出やすい傾向が続いています。それから、日本人美容師のスキルの高さも定評となったので、日本で資格を得て、実務経験のある人にはチャンスがあります。
他にもいろいろな注目職種があるんですよ。IT系、ウェブデザイナーの方、さらに犬のトリマーさんなども専門職などでも就労ビザ取得実績があります。
さらに最近多いなと思っているのがECE(Early Childhood Educator 保育士)での就労ビザ取得です。この職種では、カナダで学校に通ってECEコースを受講し資格を得て、ECEとして就労ビザを取得、カナダで数年働いた後には移民申請もして、3~4年計画でカナダ永住につなげている人もいます。
日本で保育士などの資格をもっている人は、ライセンスの書き換えができるケースもあるので、そういう場合は、さらに早く移民にたどり着ける可能性がありますね。やはりECEは需要が高い職種ですから。
とにかく早めのご相談を!
今、LMIA申請手続きにものすごく時間がかかっているんです。9~10ヶ月くらいとかでしょうか。でも、待ってさえいれば却下される率は低い印象もあって、就労ビザを得られるチャンス自体はあるのです。
ただ、その待ち時間があるので、就労ビザが取得できるのを待っている間に、カナダに滞在するためのお金がなくなってしまったり、ワーキングホリデービザが切れてしまったりなど、翻弄されている方も少なくないです。
何もできずにカナダにいるよりは、日本に一度帰国して待ちます、というパターンの人もけっこういます。でも、カナダを離れることで雇用主様と疎遠になってしまいそうだから残りたいと思う人もいたりして。皆さん、カナダに残りたい気持ち、働きたい気持ち、永住権取得を目指したい気持ちが強ければ強いほど、二度とないかもしれないチャンスを逃さないよう、焦ったり不安になったりがあるのだと思います。
だからこそ皆さんがご相談にいらっしゃると思っていますので、最善の対応を迅速にすることを念頭に仕事をしています。やっぱりカナダに残りたい、ビザを延長したい、そう思ったらとにかく早めにご相談ください。
後編では、ビザコンサルティングの仕事をして思うこと、プライベートのお話も少しいたしました。ぜひご覧ください!
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