ニューブランズウィック州の移民方針変更から読み解く|永住権を狙いやすい人・厳しくなる人、そして今後の現実的な選択肢
投稿日:2026年2月5日
更新日:2026年2月5日
目次
2026年2月3日、ニューブランズウィック(NB)州は永住権関連プログラムについて、複数の運用変更を同時に発表しました。
これらの発表は単なる制度変更ではなく、「NB州が今後どのような人材を求めるのか」を明確に示す内容となっています。
このコラムでは、「永住権を狙いやすい人・厳しくなる人の傾向」と「特に影響を受けやすい飲食・宿泊業の方が考えたい代替ルート」についてまとめて解説します。
NB州で永住権を狙いやすい人の傾向
今回の方針変更を踏まえると、次のような条件に当てはまる方は、ニューブランズウィック州(NB)での永住権申請が狙いやすいと考えられます。
- health care / education / construction trades 分野で働いている
- 州の人手不足が明確な専門職・技能職に就いている
- 同じ雇用主のもとで安定して就労している
- 雇用主が accommodation and food services sector(NAICS 72)に該当しない
- NB州での居住・就労実績があり、定着性が評価されやすい
※同じ職種名であっても、雇用主の業種(NAICS)によって評価が大きく変わる点が、今回の変更の重要なポイントです。
NB州で永住権取得が厳しくなる人の傾向
一方で、以下に当てはまる場合、ニューブランズウィック州(NB)での永住権申請は従来より厳しくなる可能性があります。
- accommodation and food services sector(NAICS 72)で働いている
- 飲食・宿泊業を主とする雇用主に雇われている
- 小売・販売・レジ業務が中心
- エントリーレベルや単純作業が中心の職種
- カナダ国外からNB州での就職・永住権取得を同時に目指している
これらのケースでは、NB州単独での永住権戦略が成り立ちにくくなっているのが現状です。
飲食・宿泊業で働く人が考えたい、これからの現実的な選択肢
今回の発表により、飲食・宿泊業に従事する方にとって、NB州での永住権取得は以前より厳しくなったと言えます。
ただし、「もう何もできない」というわけではありません。
① 州を限定しない戦略に切り替える
カナダの移民制度は、州ごとに労働市場や優先分野が異なります。NB州にこだわらず、他州を含めて戦略を組み直すことで、可能性が広がるケースもあります。
② 職務内容・役割の見直し
同じ業界内でも、以下のような実務内容が変わることで、評価対象となるNOCが変わる可能性があります。重要なのは肩書きではなく、実際に何をしているかです。
- 管理・運営
- スタッフトレーニング
- オペレーション管理
- 専門性を伴う役割
③ 学び直し・資格取得という中長期戦略
NB州が明確に優先分野としている、以下のような分野で学び直しや資格取得は、時間はかかるものの、永住権につながりやすい安定した選択肢です。
- health care
- education
- construction trades
④ Express Entry(連邦)ルートを再確認する
州ノミネーションに依存せず、以下の組み合わせによっては、連邦のExpress Entryのみで永住権を目指せる可能性も残っています。
- 年齢
- 英語力
- 学歴
- 職歴
焦らず「戦略」を組み直すことが重要
今回の変更は、「とりあえず申請すれば通る時代が終わりつつある」ことを示しています。今後は、以下のようなことを冷静に整理し、申請ありきではなく、戦略ありきで動くことが重要になります。
- 自分の職種・業種は州の優先順位に合っているのか
- 今の働き方を続けた先に永住権の道があるのか
ビザJPカナダからのメッセージ
ニューブランズウィック州(NB)の移民制度は、今後も労働市場ニーズを最優先に運用されていくと考えられます。制度が大きく動くと、「自分はもう無理なのでは」と不安になる方も少なくありません。不安なときほど、情報を集めるだけで終わらせず、自分の立ち位置を正しく知ることが次の一歩につながります。一人で悩まず、今の状況を整理するところからでも構いません。ビザJPカナダでは、最新情報を踏まえた個別相談を行っています。
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