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雇用主主導型永住権プログラムでジョブオファーを受けるときの注意点|契約確認のポイント

投稿日:2025年10月27日

更新日:2025年10月27日

雇用主主導型永住権プログラムでジョブオファーを受けるときの注意点|契約確認のポイント

カナダの永住権取得を目指す人にとって、「ジョブオファー(雇用内定)」は大きなチャンスです。特に、雇用主主導型永住権プログラムでは、ジョブオファーの有無が申請資格を左右する場合があります。本記事では、主要プログラムの概要から、契約内容確認のポイントを整理しました。

雇用主主導型永住権プログラムとは

雇用主主導型永住権プログラムでは、申請者が事前にカナダの雇用主から正式なジョブオファーを得ることが前提条件となっています。主なプログラムには以下のようなものがあります。

これらのプログラムでは、申請者本人だけでなく、雇用主や職種にも一定の条件が課せられます。
たとえば、雇用主が政府から認定を受けていることや、一定期間の事業実績があることが求められる場合があります。

ジョブオファーの内容と条件をよく確認する

ジョブオファーを受ける前に、自分自身・職種・雇用主が、希望する永住権プログラムの要件を満たしているかどうかを確認することが大切です。

申請者に求められる主な条件

申請者には一般的に次のような条件があります。

  • 学歴
  • 職務経験
  • 英語またはフランス語能力
  • 定住資金の有無

ジョブオファーに関する条件

また、ジョブオファーそのものにも条件があるので、申請者は注意が必要です。例えば、

  • フルタイムかつパーマネント(雇用期間が限定されていない)雇用であること
  • 給与が支払われるポジションであること
  • プログラムで指定された職種分野に該当すること

雇用主に関する条件

ジョブオファーを提供する雇用主についても、プログラムごとに条件が異なります。
多くの州ノミネーションプログラム(PNP)では、州内のほとんどの雇用主が利用可能で、一般的には以下のような基本要件を満たす必要があります。

  • ブラックリストに載っていないこと
  • 県内で一定年数以上事業を継続していること

※その他の条件がある州もありますので、御注意ください。

一方で、特定の永住権プログラムでは、政府から指定を受けた雇用主であることが必須です。代表例としては以下のプログラムがあります。

いずれの場合も、プログラムごとに要件は異なりますので、自分で適格性を判断するのが不安な場合は、経験豊富な移民コンサルタントに相談することをおすすめします。

雇用契約書は署名前に必ず内容を確認

採用が決まると、雇用主から雇用契約書(Employment Contract)が提示されます。契約書には、勤務時間、勤務地、職務内容、給与、休暇、解雇時の条件などが明記されています。
契約内容が州の労働基準法に沿っているか、また永住権プログラムの要件に合致しているかを確認しましょう。

もし不明点や不安がある場合は、署名前に独立した法律アドバイスを受けることを強くおすすめします。

求人詐欺には要注意!

カナダでのジョブオファー探しの過程では、詐欺的な求人も存在します。以下のようなサインがある場合は注意が必要です。

  • 雇用主から手数料や費用の支払いを求められる(合法的な雇用主はお金を請求しません)
  • 他の同職種に比べて不自然に高い給与が提示されている
  • 面接が極端に簡単、または行われない
  • 会社の公式サイトやビジネス情報が確認できない
  • メール文が不自然で、フリーメールアドレスを使用している
  • 「この仕事を受ければ永住権を保証する」と言われる(永住権の可否を決めるのは政府であり、雇用主ではありません)
  • 早い段階でパスポート番号や銀行情報などを求めてくる

少しでも不審に感じたら、やり取りを中止し、公式情報源で会社の実在を確認しましょう。

弊社のお仕事部門「人材カナダ」では、詐欺の可能性がある求人は掲載を削除しておりますので、安心してご利用いただけます。

ビザJPカナダの移民コンサルタントからのアドバイス

雇用主主導型永住権プログラムでジョブオファーを受ける際は、条件や契約内容を事前に十分確認することが成功のポイントです。
不明点や不安がある場合は、独力で判断せず、経験豊富な移民コンサルタントに相談するのが安心です。ビザJPカナダでは、ジョブオファーや雇用主の適格性、申請手続き全般に関するサポートを提供しています。
カナダでの永住権取得を検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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