2024年1月22日に移民局から発表された学生ビザに関するNews Releaseにより、しばらくの間、新規の学生ビザ申請ができない状況となりました。
各州が発行するProvincial Attestation Letter(PAL)の仕組みが整うまでの措置です。現時点で分かっていることと、入学が迫っている方の対処法を解説します。
こちらの記事は動画でも解説しています
Attestation letter に関する1/22追加情報
本日、2024年1月22日にカナダ移民局の学生ビザの説明ページを確認したところ、このように追記がされていました。

そして、Attestation letterの説明のところに行くと、このようになっています。

「2024年1月22日以降に受理された申請書は、Attestation letterのないものは返却される」つまり、Attestation letter無しで申請をするな、ということです。そして、「詳細な情報が入り次第、このページを更新する」ということは、まだどこの州もこのAttestation letterの取得方法を確立していない、つまりAttestation letterはまだ取得できないわけです。そして、Attestation letterの取得方法の確立は、最長で2024年3月31日までかかる可能性があるということです。
つまり、当面は、新規で学生ビザの申請はできないということのようです。
Attestation letter が不要となる方
以下の場合、学生ビザの申請にAttestation letterは必要ありません。
- 小学校または中高等学校(GrK~Gr12)への就学を申請する未成年者
- 修士課程、博士課程、その他の大学院課程を申請する学生
- 学生ビザの延長を申請する学生
配偶者オープンパーミット申請予定の方の場合
もうひとつ、1/22の移民局からの発表の中で、家族で永住権を目指す方に大きな影響を与えるのが、「数週間以内に詳細発表・施行開始の予定で、留学生の配偶者としてオープンワークパーミットを申請できるのは、修士課程と博士課程の留学生のみに限定されます。それ以外の、大学やカレッジの留学生の配偶者はオープンワークパーミットを申請することができなくなります。」というものです。
これを見て、「施行開始前の数週間のうちに、学生ビザと配偶者就労ビザを申請してしまおう!」と思った方は少なくないと思います。弊社にもたくさんのご連絡がありました。ですが、結局、Attestation letterが無いと、これは無理だということになります。
今後、学生ビザを申請する予定の人はどうしたらよいか
結論としては、これから新規で学生ビザを申請する方は、準備は進めておきましょう。
配偶者就労ビザも欲しいというご家族も、ひとまず準備は進めておきましょう。
もし、就学する州政府が、配偶者就労ビザが申請できるうちにAttestation letterを発行してくれたら、すぐ申請できるように準備しておくのが得策です。
でももし、Attestation letterが間に合わなければ、その時に配偶者就労ビザの申請は取りやめ、配偶者は観光で渡航するか、あるいは、卒業を待ってポストグラデュエートビザになったら渡航するというプランに変更しなければなりません。
現在学生ビザでカナダに滞在中の方は、Attestation letterは不要ですので、申請準備ができ次第、申請してしまってください。
移民局の記載の方法が曖昧ですが、現在就労ビザ(ワーキングホリデーなども含め)をお持ちの方も、Attestation letter不要の「学生ビザの延長を申請する学生」に含まれる可能性があります。申請してダメでも「却下」ではなく「書類返却」ですので、ダメージはあまりありません。特に配偶者就労ビザも一緒に申請したい方は、配偶者就労ビザ申請ができなくなってしまう前に申請しておいた方が良いかもしれません。
3/4追記:ブリティッシュコロンビア州発行開始
ブリティッシュコロンビア州は留学を予定している申請者にProvincial Attestation Letter (PAL) の発行を開始しました。そして、PAL発行システムが2024年3月4日から施行されました。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
移民コンサルタント
白石 有紀 (Yuki Shiraishi)
アメリカミシガン大学にて学士取得後、ニューヨークでマーケティングコンサルタントとして働く傍らニューヨーク市立大学MBAコースに就学。その後日本での旅行会社マネージャー経験を経て、カナダでのイミグレーションの仕事へ。2010年から移民コンサルタントとして活躍。白石ビザJPカナダ代表。
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