せっかくの留学、もちろんお休みせずに学校に行きたいですが、何らかの理由で休学しなければならなくなることもありますよね。
休学のルールについてお問い合わせをいただくことが、時々ありますので、この記事では学生ビザを取得して留学している間の休学についてご説明します。
休学として認められるのはどのような場合?
学校が休学を承認していることを証明する正式な許可証明書があり、その休学期間が150日間までであれば、現行の学生ビザを保持したまま、ビザの取り直しの必要無く休学できます。その場合理由は以下のいずれかである必要があります。
休学の対象として認められる理由
- 健康上の理由、または妊娠
- 家族の緊急事態
- 家族の死亡または重病
- 学校が許可したその他の休暇
- 学校が恒久的に閉鎖された場合、またはストライキが理由で閉鎖された場合
- 転校した場合
- 学生本人、または学校がプログラム開始日を延期した場合
(注)学生ビザに「カナダで就労できる」と記載されている場合でも、休学期間中はキャンパス内外で就労することはできません。

どのように休学を証明する?
移民局は、以下のようなタイミングで、学生が条件を満たしていることを証明するよう予告なく求めることがあります。
- 次のビザ(学生ビザ延長、ポストグラデュエートビザ、永住権など)の申請時
- 条件を満たしていないと思われる理由がある場合
提出を求められる書類
- 学校からの休学許可証明書(休学の理由と期間日が記載れているもの)
- 在籍状況がわかる書類
- 成績証明書
- 休学が医学的に必要であることを証明する医療関係者の証明書
- 学校が閉鎖され、あなたの学習プログラムを提供していないことを確認する書類
- その他、担当官が関連性があると認めた書類
条件を満たしていない場合はどうなる?
休学の条件を満たしていないことが判明した場合、出国命令を受ける可能性があります。また、再入国や次のビザ(学生ビザ、就労ビザ、観光ビザ、eTA)を申請するまでに6ヶ月以上待たなければならない場合もあります。そして、それらの審査の結果に影響が出る可能性もあります。
また、条件を満たしていない場合や、上記の書類が提出できない場合は、ポストグラデュエートビザ(PGWP)は発給になりません。
これらの厳しいペナルティが課される可能性がありますので、休学する際には、必ず学校から許可証をもらい、休学の理由を証明できる書類も準備しておくようにしましょう。
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