マリファナ自動販売機を開発するメーカー「米Medbox」の株価が10日で6500%

投稿日:2013年1月30日

更新日:2024年2月25日

2012年12月6日よりアメリカ、ワシントン州とコロラド州にて大麻がお酒やタバコと同類のレクリエーション用として解禁（合法化）された。

1996年から、カリフォルニア州を始め、アラスカ、コロラド、ハワイ、メイン、メリーランド、ミシガン、モンタナ、ネバダ、ニューメキシコ、オレゴン、ロードアイランド、バーモント、ワシントンの14州が医療大麻として所持、使用が許されていたが、今回の大麻合法化で、ワシントン州とコロラド州のみがレクリエーション用としての使用が合法化された。

これに伴い、マリファナ自動販売機を開発する米Medboxの株価が2012年11月5日の時点で約3ドルだった株価は、15日の終値で65倍の205ドルに激増したが、翌日には利益確定の売りが殺到し、20ドルにまで下落。

とはいうものの、今まで3ドル前後で取引されていた事を考えれば最終的に10ドル前後で落ち着きをみせても良しといった所だろう。

この異常なまでの株価変動の理由は、2つの州で大麻が合法化された事によって街の至る所でマリファナ自動販売機が置かれるのではないか、という期待がこの様な急激な値上がりを起こさせたのは間違いない。

しかし、現時点ではMedboxが開発したマリファナ自動販売機「MDS」が、主に医療用大麻が認められている州の医療機関や薬局などで採用されている等、合法化されたとは言え、医療機関や州の公認を得た専門店でしか販売は認められないとの事。

また、このマリファナ自動販売機「MDS」はとても高機能で、事前登録が必要なバイオメトリック認証システム（指紋認証）が搭載されており、未成年者や患者でない人は購入ができない様になっている上、登録者の利用頻度をトラッキングして、処方量を制限する機能もついている。

ここ、カナダでも「医療用の大麻」として医師が処方してくれる事があるが、これがレクリエーション用としてカナダでも合法化されたとしたら、それ目当ての留学生やワーキングホリデー、移民希望者が増加してしてしまわないかという事が懸念が予想される。

それにしても、たった数日でここまでの激しい変動には恐れ入るが、いやはや…マリファナの力がここまで影響するとはなんとも凄まじいものである。

永住権・ビザ取得なら
今すぐ相談しよう

カナダへの永住権やビザ申請は、自分で行う場合、提出書類が多くて大変で、間違いがないか不安に感じることもあるかもしれません。しかし、本気でカナダへの移住を考えているなら、移民コンサルタントのサポートを強くおすすめします。あなたの年齢、職業、家族の有無などによって、永住権を取得する方法はたくさんあります。専門家の助けを借りることで、自分の状況に合ったプランニングを確実に行うことができます。

プロの移民コンサルントがお悩みを解決

今すぐ無料相談する