アルバータ州・オンタリオ州の両州で実施されてきました、スキルド職労働者の子供用オープン就労ビザ発給パイロットプログラムが、2014年7月31日まで延長されることが発表されました。

このパイロットプログラムは、アルバータ州・オンタリオ州において、スキルドワーカーとして就労ビザで働く外国人の就労年齢以上の子供に、オープンワークパーミットの発給を認める、というものです。

以下の条件を満たしている場合、このパイロットプロジェクトに参加することができます。
・（アルバータ州の場合）申請時に18歳から22歳で、アルバータ州で就労すること
・（オンタリオ州の場合）法的に就労可能な年齢で、オンタリオ州で就労すること
・スキルド職において就労ビザでアルバータ州あるいはオンタリオ州で働く外国人労働者と、カナダ入国時にすでに親子関係にあったこと。この場合の親の就労ビザは、少なくとも6か月以上有効なものであること。

子供用オープンワークパーミットは、親の就労ビザの期限まで有効なものが発行されます。
このパイロットプロジェクトは、アルバータ州・オンタリオ州ともに、州にとって必要な労働者の確保を目指すものです。就労年齢にある子供の就労を認めることが、各州に必要な技能をもつ外国人労働者をより引き付ける結果になるかどうか見極めることが、このパイロットプロジェクト延長の背景にある、ということです。