こちらの記事は上記動画でも解説しています
弊社には、毎日たくさんの方からお問い合わせが届きます。その中には、自分でビザ申請をしたあとに申請内容が間違っていたことに気付き、どうしたらよいでしょう?という方も多くいらっしゃいます。
そのまま審査が進んで申請が許可された場合、その後のカナダ移民局への修正依頼がとても大変です。また、間違いの内容によっては、申請が却下される原因にもなります。もちろん一番良いのは、申請を正確に行うことですが、万が一、ミスが発生した場合の対処法をご紹介します。
カナダのビザ申請でよくある間違い3選
「申請を間違えてしまった!」というご相談で、よくある間違いとしては、以下のようなものがあります。
- 姓(Family Name)と名(Given Name)の入力を逆にしてしまう。
- 性別や出生国の選択を間違える。
- サポート書類(例えば残高証明書)の添付を忘れる。
名前や性別の間違い
そのまま申請が承認されてしまい、ビザを受け取ってから名前や性別の間違いに気づくケースが多いです。この場合、カナダ移民局に連絡を取り、修正の手続きを進める必要があります。このプロセスは、新たな証明書の提出や追加の申請料が発生することがあります。
サポート書類の添付忘れ
サポート書類の提出をし忘れてしまった場合、申請が却下される前に追加提出するチャンスがあるかもしれません。ただし、忘れたことに気づかずに申請が進行してしまうと、却下になり再申請となり、そのいきさつの説明など、さらに多くの書類提出が追加で必要になります。再申請は、初回の申請よりも審査が厳しくなりますので、特に注意が必要です。
申請の間違いを避けるためには、申請前にすべての情報を丁寧に確認し、必要な書類が全て揃っているか再度チェックすることが重要です。また、不明な点があれば移民コンサルタントに相談することをおすすめします。このようなトラブルに直面しないためにも、正確な申請が何よりも重要です。
ビザ申請ミスに気づいたときの対処方法
カナダ移民局の、Web Formという問い合わせフォームから、連絡することができます。入力内容の間違えをしてしまった場合は、『Other』から修正内容を連絡し、修正のリクエストをします。
追加で書類を提出したい場合は『Add a document to your application』から提出をします。
Web Formからリクエストや提出書類提出すると、カナダ移民局から自動メールが届きますが、このメールではリクエストの内容がわかりません。念のため、ご自身で、入力をした内容と提出完了のページをスクリーンショットで撮っておくようにしましょう。
【注意点】
WebFormからリクエストなどを送っても、残念ながら、どのタイミングで皆様の申請に紐づけてもらえるのかは分かりません。紐づけられる前に審査が完了してしまうこともあります。修正内容が紐づけられているかは、実際にビザが発行されないと分かりません。
間違えた内容のままビザが発給された場合
ビザの発行に誤りがあった場合、修正申請を行う必要があります。この際、再度申請料を支払うことが求められ、修正後のビザが届くまでには数ヶ月を要することがあります。
カナダ国外からビザを申請し、空港やアメリカとの国境(ボーダー)である移民局オフィスでビザを受け取る際には、受け取る前に記載内容を確認してください。もし内容に誤りがあった場合は、Web Formを通じて提出した修正リクエストの証拠として撮っておいたスクリーンショットや移民局からの自動返信メール見せて、その場で修正を依頼してください。もし交渉が受け付けられなかった場合は、入国後に修正依頼をすることになります。
【注意点】
追加で提出したかった書類が紐づけられなかった場合は、審査が却下になりますので、再度申請することになります。却下後の再申請の審査は、初回より厳しくなりますので、慎重に申請する必要があります。
最後に
個人でビザを申請するというのは、一生に何度もあることではありません。多くの方が、申請をするのは初めてで、調べながら手探りの状態で進めるため、どうしても入力内容や提出書類の間違いが発生する可能性があります。
弊社のような移民コンサルティング会社では、多くのお客様のビザ代理申請を承っています。たとえば、就労ビザは年間300件以上を取り扱っていますので、単純計算で、ほぼ毎日申請しているような状況で、経験値が圧倒的に違います。個人で申請して発生するようなミスを防ぐことができるばかりでなく、申請したあとも「申請はあれでよかったのかしら?」「審査はちゃんと進んでいるのかな?」という不安も抑えることができ、審査結果がでるまでの間も安心してお過ごしになることができます。
そのほかにも、プロにお任せいただくメリットはたくさんあります。ビザ申請をする際、また、再申請になってしまった場合も、是非、弊社の「代理申請トータルパッケージ」を検討してみてください!
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