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昨年2023年11月に発表された2024-2026年のImmigration Levels Plan(移民受け入れ計画)によれば、カナダは2024年に総計485,000人の永住権を授与する目標を掲げています。この大幅な受け入れ拡大に伴い、カナダはいくつかのプログラムを人工知能(AI)を活用して審査プロセスを効率化などを含めた見直しを進める計画です。
今後計画されている主な見直し案
ビザJPカナダでは下記6つの見直し案に注目しています。
①エクスプレスエントリーのアップデート
- カテゴリーベースのドローイングを継続。
- 2023年に優先されたカテゴリーは変更の可能性あり。
②新しいPNPガイドライン
- 各州ノミネーションプログラム(PNP)が2024年に最も大きな移民経路に。
- PNPに新しい多年間計画が導入され、各州政府が移民戦略を事前に計画可能に。
③ポストグラデュエートパーミットの受け入れ枠拡大
- 2024年に両親・祖父母プログラム(PGP)の目標は32,000人に。
- 受け入れ管理の改善次第で、より多くのPGP申請者が期待される。

④留学生プログラムの強化
- 新しいLOA確認システム導入により留学生プログラムの信頼性向上。
- PGWPプログラムの見直しで、労働市場のニーズに合わせた改革予定。
⑤AIとテクノロジーの拡大
- 移民局が2024年にテクノロジーとAIを積極的に活用。
- クライアントエクスペリエンス向上、サービススタンダード強化、パートナーシップ強化が期待される。
⑥新諮問機関とCITOの導入
- 移民政策に関する新しい諮問機関設立。実体験者を参加させ、人間中心のアプローチを強化。
- Chief International Talent Officer(CITO)の新設。国の労働市場と移民制度の整合性向上を担当。
移民コンサルタントから一言
これらの変更は、カナダ移住プロセスにおける体験のクオリティを向上させ、カナダ国内の労働市場により適した移民を引き寄せることを目指しています。今後の発展に注目です!
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