カナダ政府は、カナダに入国する渡航者から国境や空港でどのような情報が収集されているのかを公表しました。
出入国記録は、永住権の居住義務日数の確認、国籍申請時のカナダ居住日数の確認、就労ビザや学生ビザの申請内容の確認にも利用されます。
カナダと米国は陸路に加え、空路の記録も共有しています。
カナダ入国管理局が渡航者から収集する情報
カナダ入国管理局が、国境を通過する渡航者から集める情報の基本的なものは以下となっています。
- 氏名
- 生年月日
- 国籍
- パスポート情報
- カナダ入国日、および出国日
- ビザ申請の際の情報(性別、住所、電話番号、メールアドレス、学歴、職歴など)
渡航者から収集された情報の共有
カナダ国境において、カナダ入国管理局によって渡航者から収集された情報は、カナダ移民局に権限を与えられている以下の職員が閲覧可能となっています。
- border services officers and superintendents;
- criminal investigations officers and analysts;
- document analysts;
- hearings officers and hearings advisors;
- inland enforcement officers and enforcement case officers;
- intelligence officers and intelligence analysts;
- National Border Operations Centre officers;
- National Security Screening Division officers and analysts;
- National Targeting Centre (NTC) targeting officers;
- NTC targeting operations intelligence; and
- trusted traveller officers.
収集された情報の用途
移民局は、出入国記録のみを保持することができます、これらの出入国記録は以下にある調査目的などに使われます。
- 永住権や市民権を申請する際の居住義務を厳守しているか
- 学生ビザや就労ビザ、ビジタービザでの滞在者が過去に不法滞在をしていないか
- カナダ人のパスポートの監査
- ファミリークラスのスポンサーのカナダ居住の如何
- ファミリークラス国内申請の際の居住確認
- 難民申請をしているかどうか
- 移民局関連を名乗る詐欺にあっていないかどうか
カナダへの渡航者は、カナダの入国管理局のウェブサイトにあるこちらのページから、自身の渡航記録を確認したり、その記録取得をリクエストすることが可能です。
移民コンサルタント
白石 有紀 (Yuki Shiraishi)
アメリカミシガン大学にて学士取得後、ニューヨークでマーケティングコンサルタントとして働く傍らニューヨーク市立大学MBAコースに就学。その後日本での旅行会社マネージャー経験を経て、カナダでのイミグレーションの仕事へ。2010年から移民コンサルタントとして活躍。白石ビザJPカナダ代表。
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