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こちらの記事は上記動画でも解説しています!
2024年4月29日にカナダ移民局から発表がありました!
マーク・ミラー移民大臣は、留学生がキャンパス外で週20時間以上働ける現行のオフキャンパス政策を2024年4月30日に終了すると発表しました。この政策は延長されない予定で、秋からは留学生がオフキャンパスで働ける時間が週24時間に変更される予定であることを発表しました。
留学生が働くルール
オフキャンパスについてはこちらのコラムで詳しく説明しています:カナダの留学生のためのオンキャンパスとオフキャンパス就労のすべて
2024年秋に、20時間から24時間の就労時間に変更予定
移民局は、留学生がオフキャンパスで週20時間以上働くことを認める暫定的な政策が2024年4月30日に終了し、延長されないことを発表しました。今秋には、学生がオフキャンパスで働くことのできる時間数を週24時間に変更する予定です。
留学生の労働可能時間数早見表
私立カレッジや大学、大学院に通う留学生が働くことができる時間数については、弊社でもよく寄せられる質問の一つです。特に今年は規則に変更が多く、多くの方が混乱されるかもしれません。
期間 | 労働可能時間 |
---|---|
2024年4月30日まで | 時間制限無し |
2024年5月1日から | 週20時間まで |
夏季休暇中 | 時間制限無し |
2024年秋から | 週24時間まで |
勉強と仕事のバランスを重視
カナダに留学する学生の主な目的は勉強であるため、週24時間の就労制限を設けることで、学業に集中しながら必要に応じて働くことが可能になります。夏学期を迎えるにあたり、学校が指定した休暇期間「Scheduled Break」中は、学生が時間無制限で働けることが許可されています。
この政策の変更は、学生の学業成績とアルバイトの時間数との関係を示す研究結果を含め、様々な要因を考慮して決定されました。移民局は、学業の成果を損なうことなく、学生が仕事をする選択肢を持てるよう、適切なバランスをとるようにしました。
さらに、政府は留学生を支援するため、留学生の選抜、支援、維持に高い基準を持つ認定教育機関に報奨を与える枠組みの開発を進めています。これにより、経済的に困難な留学生を支援し、留学生プログラムの質を維持することを目指しています。
マーク・ミラー移民大臣の発言
マーク・ミラー移民大臣は「留学生がオフキャンパスで働くことは、彼らが就労経験を積むとともに、カナダでの生活費の一部を賄うのに役立ちます。到着した留学生がこの国で成功するために必要なサポートを受けられるよう、私たちは望んでいます。しかし、何よりも重要なのは、留学生が勉強を主目的にカナダへ来るべきだということです。私たちは留学生プログラムの完全性を維持するために努力を続けます。」と、留学生に向けた支援をする意思を発言しています。
今回の就労時間24時間へ変更の背景
- アメリカとカナダで行われた最近の研究によると、週28時間以上働く学生の学業成績はかなり低下し、週24時間以上働くと退学する可能性が高くなることが示されています。
- 留学生を受け入れているほとんどの国では、留学中の就労時間に制限を設けています。オーストラリアでは最近、2週間ごとに48時間の就労を認めるように方針が変更されました。アメリカでは、キャンパス外での就労を許可する前に、学生は追加の基準を満たす必要があります。
- 2023年12月にカナダ政府は、学生がカナダでの生活に経済的に備え、滞在中に就労にそれほど依存しないように学生ビザの取得に必要な残高の基準を引き上げました。詳細はこちら:学生ビザ申請に必要な資金証明金額の詳細(2024年1月改訂版)
- 2024年5月15日以降にCurriculum licensingプログラムを開始する留学生は、ポストグラデュエートビザ対象外となりました。詳細はこちら:Curriculum licensingプログラムをポスグラ申請対象から除外
- ・新しい入学許可書(LOA)確認プロセスは成功を収めています。2023年12月1日の開始以来、2024年4月1日までに、IRCCは以下を受理しました。
– 約162,000件のLOAを受領。
– 約142,000件のLOAが有効であることを指定教育機関(DLI)に直接確認。
– DLIが発行したLOAと一致しない、または外国人が学生ビザを申請する前にDLIがすでに取り消したLOAを約9,000件確認。
移民コンサルタントから一言
このオフキャンパスワークを上手に利用し、卒業後の就職に繋げることが永住権取得の秘訣です。どのような働き方をすると良いか、どんな雇用先が有利か、早め早めにご相談ください。
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