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これからの季節、洪水や山火事など自然災害のリスクが高まる中、LMIA就労ビザで働く外国人労働者を雇用している企業にとって、災害時の対応準備はとても重要です。カナダ移民局および労働省より発表された自然災害時の対応に関する重要な案内をもとに、雇用主が取るべき対応をわかりやすくまとめました。
災害に備えて日頃から準備を
自然災害が発生しても、LMIA就労ビザプログラムにおける雇用主の責任は継続します。日常的な備えとして、以下の体制を整えておくことが推奨されています。
- 地域の避難ルートや手順の把握
- 市町村・州・準州からの避難命令への対応体制
- 災害時でも外国人労働者と連絡が取れる通信計画の構築
参考リンク:
- 洪水に備える:「Get Flood Ready」
- 山火事に備える:「Get Prepared」
災害によって事業が影響を受けた場合の対応
自然災害により事業継続が困難となった場合も、以下の責任を果たす必要があります。
雇用主の義務は継続
たとえ事業が一時的に停止しても、雇用主としての義務は継続されます。
義務が果たせない場合は自己申告を
義務が果たせないやむを得ない理由がある場合には、Voluntary Disclosure(自発的申告)を行ってください。
労働者と連絡が取れないとき
労働者の安否確認ができない場合は地域のProcessing Centre(処理センター)に連絡を行ってください。
解雇が必要な場合
外国人労働者の解雇が避けられない状況となった場合は、EI(雇用保険)申請雇用保険申請に必要なROE(雇用記録)を発行してください。
LMIA内容に変更がある場合
従業員の解雇等によりLMIAの条件が変わる場合は、Employer Contact Centre(雇用主コンタクトセンター)に必ず連絡が必要です。
お問い合わせ・参考リンク
LMIA関連の詳細やガイドラインは以下をご確認ください。
まとめ
災害発生時でも、LMIAプログラムの下で働く外国人労働者の安全と権利を守るためには、雇用主としての責任を果たす準備が求められます。義務を果たせない状況になった場合も、適切な申告と手続きを行うことで、トラブルを回避することが可能です。
ご不明な点や、実際の対応についてのご相談は、ビザJPカナダまでお気軽にお問い合わせください。事前の備えが、万が一のときの大きな支えになります。
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