1月7日以降のカナダ渡航には事前のPCR検査が必須に
カナダ移民局ニュース
カナダ東部時間の2021年1月7日深夜0時以降、カナダに空路で渡航する5歳以上の渡航者は、到着前に陰性のPCR検査結果を提出することが必須となります。この施策は、新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延を抑えるための取り組みとして、カナダ政府より新しく発表されたものです。
新しい施策の概要
- カナダ東部時間の2021年1月7日深夜0時より施行
- 出発予定時刻前の72時間以内に受けた新型コロナ陰性証明を、搭乗する空港でチェックイン時に提出する
陰性証明として使えるテスト
-PCR検査(COVID-19 molecular polymerase chain reaction
-LAMP検査(Loop-mediated Isothermal Amplification) - カナダ在住者がカナダに帰国する場合も対象に含まれる
- 国際線のみでなく、国内線の空路での渡航も対象に含まれる
カナダ入国後14日間の自己隔離は引き続き必要
2020年3月20日以降、カナダ政府は、必要不可欠な場合以外のカナダへの渡航を控えるように強く呼び掛けており、カナダ住民の健康と安全を守るために、厳しい渡航規制を実施しています。
今回発表された新しい施策は、既存の規制に代わるものではなく、今までの渡航規制に追加されるものとなります。
これによってカナダ入国後の自己隔離がなくなるわけではなく、今まで同様に、引き続きカナダ入国後14日間は自己隔離を行う必要があります。また、引き続きArriveCANアプリやウエブサイトにて、自己隔離計画を提出する必要もあります。
渡航規制強化に伴い、カナダ政府は今後カナダのすべての空港において審査官や係官を増やし、渡航規制の徹底をさらに強化する予定です。
補足
現在カナダへの渡航を予定しているすべての方は、迅速にPCR検査の手配をすることを強くお勧めします。
以下は、日本の厚生労働省発表の、PCR自費検査を提供する検査機関一覧表です。予約の際には「海外渡航用のPCR検査および証明書発行」が可能かどうかをご確認ください。
厚生労働省ウェブサイト
自費検査を提供する検査機関一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-jihikensa_00001.html
