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新しいケアギバーパイロットプログラム開始

新しい永住権取得の道、5年間限定の試験運用

2019年2月23日付けで移民局から、カナダでケアギバーとして働く方の永住権取得の道として、新たに2つのパイロットプログラムが開始されると発表になりました。これは5年間限定の試験プログラムですので、軌道に乗ればその後も継続される可能性はありますが、継続されるかどうかは未定です。

新しい試験プログラムの特徴

新しい試験プログラムでは、ケアギバーで働く方の扶養家族も対象となります。

今後ケアギバーは、雇用先を変えやすくなり、また、扶養家族のいるケアギバーにも利用しやすいプログラムになります。

新しいプログラムでは、申請者は就労ビザを申請する前に、ケアギバークラスで永住権申請が可能かどうかの審査が行われます。そのため、2年のケアギバー終了後はすぐに移民の申請が可能となります。

これまでのケアギバークラスからの変更点

このプログラムでは、これまでの保育パスウエイ、介護パスウエイの両方で、以下の点が変更になります。

  • ケアギバー職種限定の就労ビザを作ります。このビザでは雇用先が変更しやすくなります。
  • ケアギバー就労ビザ保持者の配偶者/コモンローパートナーは、オープン配偶者就労ビザの申請が可能になります。また、扶養の子供は学生ビザの申請が可能になります。

発表されている今後の予定

このプログラムでは、保育パスウエイ・介護パスウエイでそれぞれ年間2,750件、合計で年間5,500件の永住権を発給する予定で、プログラムの申請条件や申請手順は、2019年11月前に公表される予定です。

 

更に、政府は2019年3月4日から2019年6月4日の限定で、ケアギバー対象のInterim Pathway(一時プログラム)を開設します。

 

この一時プログラムでは、すでにケアギバーとして働いている申請者が引き続き永住権申請出来るよう、申請条件が緩和されでいます。

 

*Interim Pathway(一時プログラム)の詳細はこちらのページをご覧ください。

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