更新日:2024年6月14日
カナダ市民権(国籍)とは
カナダの市民権を取得することは、カナダ国籍に帰化することを意味します。過去5年間のうち1,095日以上をカナダに滞在しているカナダ永住権保持者(Permanent Resident)は、カナダの市民権(国籍)を申請することができます。カナダ市民権(国籍)は、選挙の投票権、医療や社会サービスへのアクセス、カナダの法律の下で保護、および移民制限なしにカナダで自由に生活し、働く能力などの利点を個人に提供します。しかし、日本は二重国籍を認めていない為、日本国籍を同時に持つことはできません。
カナダ市民権(国籍)の必要な提出書類
- カナダ市民権(国籍)の申請書。
- 語学力の証明書類。
- 移民局公認の英語・フランス語のテストスコア(IELTSなど)。
- 英語、フランス語いずれかを使う学校(高校または高校以上)の卒業証明書。
- カナダ政府が運営する言語トレーニングプログラムを修了したという証明書。
- 有効なパスポートやトラベルドキュメントのコピー、PRカードのコピー。
- 写真つきIDを2種類。
- 12ヶ月以内に規定サイズで撮影した写真2枚。
カナダ市民権(国籍)の申請条件
- 年齢制限はありません。
※保護者が代理人となることで、未成年でも単独で市民権の申請ができます。 - 永住権保持者であること。
- 過去5年間のうち少なくとも3年間(1,095日)カナダに居住していること。
※カナダ永住権保持者になる前の短期滞在者としての期間は1日=0.5日(1年間につき、約121日間)の計算で、申請前5年のうち3年の新居住ルールにおいて、365日まで合算できます。 - 過去5年間のうち3年間、税金の申告をしていること。
- 市民権テストに合格していること(18歳以上54歳未満の方)。
- 初級レベルの英語またはフランス語が理解でき、話すことができる方(18歳以上54歳未満の方)。
- 市民権の宣誓をすること。
カナダ市民権(国籍)の申請プロセス)
01移民局のウェブサイトから申請書ダウンロード
申請書には記入手順や必要事項が詳細に記載されており、市民権申請には慎重な準備が必要です。各カテゴリーごとに特有の資格基準がありますので、移民コンサルタントへの相談をお勧めします。
大人(18歳以上):過去5年間のうち3年以上カナダに居住している必要があります。
未成年者(18歳未満):資格基準はカナダ人の親の有無によって異なり、minor 5(2)やminor 5(1)として区別されます。親や法的保護者は、出生証明書や養子縁組命令書などの文書を提供し、14歳から17歳の未成年者は自分と保護者の署名が必要です。
シニア(55歳以上):カナダの知識や言語要件を満たす必要はなく、身元確認とその他の要件を満たすための面接が求められます。
02申請料の支払い
カナダ市民権申請の料金は、大人(18歳以上)の場合$630、未成年者(18歳未満)とシニア(55歳以上)の場合はそれぞれ$100です。
03オンライン申請をする
2023年よりオンライン申請となっています。必要書類すべてを添付して申請を提出します。
04カナダ市民権(国籍)の取得
審査に合格後に支払う市民権登録料は$100です。
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