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カナダ移民局ニュース
カナダ公務員連盟(PSAC)と連邦政府は、カナダ移民局(IRCC)を含む155,000人以上の公務員に影響を与えたストライキの後、暫定合意に達しました。
ストライキは4月19日に始まりました。PSACは組合員に対し、カナダ東部時間で5月1日午前9時には仕事のシフトに復帰するよう指示しています。
ストライキを行ったPSACによると、暫定合意には、インフレとのギャップを埋める賃金の上昇、在宅勤務に関する文言の新設・改善、その他組合員にとって有利な条項が含まれているそうです。ストライキは、4月30日の夜遅くに終了したため、移民局は、ストライキ終了が移民申請の処理にどのような影響を与えるかについて、まだ最新情報を発表していません。
ストライキの影響
ストライキ中も、カナダ移民局へのオンライン申請は可能であり、カナダでの滞在を延長することができました。
さらに、ストライキにもかかわらず、カナダ移民局は先週水曜日、定例のエクスプレス・エントリードローイングを実施し、3,500人の追加候補者にITAを発行しました。
一方、カナダ労働省(ESDC)は、LMIA発給やバイオメトリクス(指紋認証)サービスに支障が生じたと報告しています。
なぜストライキが行われたのか?
PSACは2023年2月22日から4月11日にかけて全国でストライキ投票を実施しました。その後の交渉では合意に至らず、PSACの組合員は4月19日午前12時1分付けでストライキを決行しました。
組合は、公正な賃金、ワークライフバランスの改善、職場の包括性の向上、民間組織への職の委託ではなく、雇用の拡大によるレイオフの削減を求めていると述べています。
また、組合員は、COVID-19のパンデミック期間中と同様、リモートワークの継続を希望していました。PSACは、公共サービス労働者は遠隔地でもオフィスにいるときと同じように効果的に働くことができ、90%の労働者が遠隔地での仕事の継続を希望していると述べました。
また、カナダの生活費が高騰している現状を踏まえ、組合員の賃金の引き上げも求めていました。
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