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カナダニュース
2022年6月14日発表 カナダ運輸省
カナダ政府は、6月20日より国内線・国際線航空機や列車などを利用する乗客、及び、連邦政府に属する航空、鉄道及び海運業界の従業員と連邦政府職員に対するワクチン接種義務を停止すると発表しました。
<背景>
ワクチン接種義務の停止は、カナダの公共衛生の改善状況を反映したものですが、世界中でCOVID-19ウィルスは変異と蔓延を続けています。国によってワクチン接種率やウィルスの管理状況が大きく異なる状況を踏まえ、国境規制措置に関するワクチン接種要件は変更されません。これにより、国外からの入国者がカナダの医療システムに与え得る影響が軽減し、新たに変異株が出現した場合に対応します。飛行機や列車内でのマスク着用義務も含め、その他の公衆衛生対策は引き続き適用されます。
カナダ国内旅行とカナダから国外への旅行について、ワクチン接種義務の停止
- 6月20日午前0時1分(東部時間帯)より、カナダ国内線、カナダを出発する国際線の航空機、VIA鉄道及びロッキー・マウンテニア鉄道を利用する際、ワクチン接種証明書が不要とする
- この変更による国境措置に影響はなく、引き続きカナダへ入国する全旅行者はワクチン接種も含めて入国条件を満たすことが必要
- 航空機、または鉄道を利用する乗客に対するマスク着用義務も含めたその他の公衆衛生措置は維持する
- クルーズ船搭乗は乗客が一定期間密接に接触する特性があるため、乗客及びクルーに対するワクチン接種義務は維持する
- クルーズ船利用の際の公衆衛生要件は、引き続き厳守される
連邦政府に属する航空、鉄道及び海運業界の従業員
- 6月20日午前0時1分(東部時間帯)より、連邦政府に属する航空、鉄道及び海運業界の従業員のワクチン接種義務を停止する
- 雇用主は未接種で離職していた従業員の仕事復帰の際の要件・慣行を定める
- 今後、カナダ政府は連邦政府職員に対し、ワクチン接種を義務付けない
マスク着用義務
- 飲食時を除き、飛行機や列車内では常にマスク着用が義務付けられる
- 国内・海外に関わらず、クルーズ船の乗客は、クルーの指示に従ってマスク着用義務やその他の衛生対策を行うこと
カナダ国外からの旅行者への条件変更なし
ワクチン未接種者のカナダ市民やカナダ永住者がカナダへ再入国する際には、入国前、入国時(Day 1)及び入国8日目(Day 8)の分子検査(PCRテスト)及び、14日間の自己隔離が必要となる。
さらに、ワクチン接種の有無に関わらず、カナダへ入国する全旅行者は、到着72時間前にArriveCANにて情報を提出する必要がある。ArriveCANの登録をせずにカナダに到着した場合、Day 1, Day 8 の分子検査と14日間の自己隔離、及び罰金が課せられる場合がある。
外国人への対応
外国人(カナダ市民やカナダ永住者ではない)のカナダ入国時のワクチン接種義務に変更はなく、ワクチン接種を完了していない外国人はカナダへ入国できません。カナダを出国する目的であれば、ワクチン接種を完了していない外国人が航空機、または列車を利用することは、引き続き可能です。
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