【2025年7月更新】カナダのLow Wage PositionsのLMIA申請に影響する都市別失業率: 最新データ(2025年7月11日~2025年10月9日)
投稿日:2025年7月11日
更新日:2025年7月11日
カナダで働きたい外国人労働者やその雇用主にとって、LMIAは避けて通れない手続きです。このLMIAの申請は、地域ごとの失業率によって大きく左右されるため、最新のデータを把握しておくことが非常に重要です。本記事では、2025年7月11日から2025年10月9日までの失業率データを基に、LMIA申請にどのような影響があるのかを詳しく解説します。
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過去記事:2024年9月26日からLow Wage PositionsのLMIA申請に大幅な制限!詳細を発表
2024年9月26日に発表されたLMIA申請制限について詳しく解説しています。まだこの制限の詳細についてご存じのない方は先にお読みください。
最新の失業率データの概要
カナダ政府が2024年9月26日に発表したLMIA申請制限により、失業率が6%以上の国勢調査大都市圏ではLMIA申請ができなくなりました。失業率は四半期ごとに更新されます。今回、2025年7月11日から2025年10月9日までのLMIAの申請に適用される最新の失業率データが発表されました。
失業率6%以上の対象都市(2025/7/11〜2025/10/9)
以下に、全国平均および主要都市の失業率、そして前期間比の変化を示します。
Census Metropolitan Area | Unemployment rate (%) for applications submitted from April 4, 2025, to July 10, 2025 | Unemployment rate (%) for applications submitted from July 11, 2025, to October 9, 2025 |
---|---|---|
St. John’s, Newfoundland and Labrador | 7.6 | 7.2 |
Halifax, Nova Scotia | 4.8 | 6.2 |
Moncton, New Brunswick | 5.4 | 6.4 |
Saint John, New Brunswick | 7.7 | 7.4 |
Fredericton, New Brunswick | 6.9 | 6.2 |
Saguenay, Quebec | 4.1 | 4.3 |
Québec, Quebec | 5.1 | 4.1 |
Sherbrooke, Quebec | 5.2 | 4.8 |
Trois-Rivières, Quebec | 5.6 | 5.2 |
Drummondville, Quebec | 8.0 | 5.6 |
Montréal, Quebec | 6.7 | 6.9 |
Ottawa-Gatineau, Ontario/Quebec | 5.3 | 6.4 |
Kingston, Ontario | 7.2 | 7.2 |
Belleville – Quinte West, Ontario | 5.6 | 7.1 |
Peterborough, Ontario | 9.9 | 9.9 |
Oshawa, Ontario | 8.0 | 9.2 |
Toronto, Ontario | 8.6 | 8.9 |
Hamilton, Ontario | 7.3 | 6.6 |
St. Catharines-Niagara, Ontario | 7.7 | 6.4 |
Kitchener-Cambridge-Waterloo, Ontario | 8.5 | 6.9 |
Brantford, Ontario | 7.2 | 6.8 |
Guelph, Ontario | 6.2 | 5.9 |
London, Ontario | 5.5 | 6.9 |
Windsor, Ontario | 9.3 | 11.0 |
Barrie, Ontario | 7.5 | 7.3 |
Greater Sudbury, Ontario | 5.8 | 5.4 |
Thunder Bay, Ontario | 4.8 | 5.1 |
Winnipeg, Manitoba | 5.9 | 5.6 |
Regina, Saskatchewan | 5.9 | 5.3 |
Saskatoon, Saskatchewan | 4.8 | 4.6 |
Lethbridge, Alberta | 5.7 | 5.2 |
Calgary, Alberta | 7.8 | 7.3 |
Red Deer, Alberta | 8.4 | 5.6 |
Edmonton, Alberta | 7.3 | 7.6 |
Kelowna, British Columbia | 6.7 | 5.0 |
Kamloops, British Columbia | 7.1 | 8.7 |
Chilliwack, British Columbia | 5.9 | 6.3 |
Abbotsford-Mission, British Columbia | 6.2 | 6.1 |
Vancouver, British Columbia | 6.6 | 6.3 |
Victoria, British Columbia | 3.4 | 4.1 |
Nanaimo, British Columbia | 6.0 | 7.3 |
こちらに記載のエリア以外は対象ではありません。失業率は四半期ごと(4月-6月 / 7月-9月 / 10月-12月 / 1月-3月)に更新されます。

今回発表された2025年7月〜10月期の失業率データを見ると、カナダ全体で失業率が上昇傾向にある地域と、改善が見られる地域の差が顕著になっていることが分かります。
特に注目されるのは以下の点です:
- オンタリオ州南部(トロント、オシャワ、ウィンザーなど)での高止まり:トロント(8.9%)、オシャワ(9.2%)、ウィンザー(11.0%)など、大都市圏の一部で依然として高い失業率が続いています。
- 一部地方都市では改善傾向:ブリティッシュコロンビア州のケロウナ(5.0%)、ナナイモ(7.3%)や、サスカチュワン州のサスカトゥーン(4.6%)などでは前期比でやや改善しています。
- レッドディアやドラムモンドビルなど前期に急上昇した地域では落ち着き:例えば、レッドディア(8.4% → 5.6%)、ドラムモンドビル(8.0% → 5.6%)では大幅な回復が見られました。
これは、業種や地域によって雇用回復のスピードにばらつきがあることを示しており、地域別の経済動向を反映している可能性があります。
まとめ
2025年7月〜10月期の失業率データは、一部地域での回復と、大都市圏での継続的な雇用不安の両面が見られる内容となっています。ビザ申請やLMIA申請を検討されている方にとっては、申請時期や地域ごとの失業率が重要な判断材料となるため、最新のデータをもとに戦略的に進めることが求められます。
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