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【2025年1月更新】カナダのLow Wage PositionsのLMIA申請に影響する都市別失業率: 最新データ(2025年1月10日~2025年4月3日)

投稿日:2025年1月14日

更新日:2025年1月14日

カナダで働きたい外国人労働者やその雇用主にとって、LMIAは避けて通れない手続きです。このLMIAの申請は、地域ごとの失業率によって大きく左右されるため、最新のデータを把握しておくことが非常に重要です。本記事では、2025年1月10日から2025年4月3日までの失業率データを基に、LMIA申請にどのような影響があるのかを詳しく解説します。

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過去記事:2024年9月26日からLow Wage PositionsのLMIA申請に大幅な制限!詳細を発表

2024年9月26日に発表されたLMIA申請制限について詳しく解説しています。まだこの制限の詳細についてご存じのない方は先にお読みください。

最新の失業率データの概要

カナダ政府が2024年9月26日に発表したLMIA申請制限により、失業率が6%以上の国勢調査大都市圏ではLMIA申請ができなくなりました。失業率は四半期ごとに更新されます。今回、2025年1月10日から2025年4月3日までのLMIAの申請に適用される最新の失業率データが発表されました。

失業率6%以上の対象都市(2025/1/10〜2025/4/3)

以下に、全国平均および主要都市の失業率、そして前期間比の変化を示します。

Census metropolitan areaUnemployment rate for applications submitted from October 11, 2024, to January 9, 2025Unemployment rate for applications submitted from January 10, 2025, to April 3, 2025
St. John’s, Newfoundland and Labrador6.6%6.0%
Halifax, Nova Scotia5.7%4.6%
Moncton, New Brunswick5.2%5.4%
Saint John, New Brunswick5.7%6.1%
Saguenay, Quebe3.4%3.2%
Québec, Quebec4.2%4.1%
Sherbrooke, Quebec5.6%4.1%
Trois-Rivières, Quebec6.7%5.2%
Montréal, Quebec6.8%6.2%
Ottawa-Gatineau, Ontario/Quebec6.9%5.4%
Kingston, Ontario6.9%5.7%
Belleville, Ontario3.6%N/A
Peterborough, Ontario5.2%4.5%
Oshawa, Ontario8.5%7.5%
Toronto, Ontario8.6%7.9%
Hamilton, Ontario6.7%6.3%
St. Catharines-Niagara, Ontario6.9%6.2%
Kitchener-Cambridge-Waterloo, Ontario8.0%7.3%
Brantford, Ontario6.4%4.2%
Guelph, Ontario5.9%6.2%
London, Ontario7.4%6.4%
Windsor, Ontario9.7%8.8%
Barrie, Ontario5.7%6.0%
Greater Sudbury, Ontario5.6%4.7%
Thunder Bay, Ontario4.4%4.9%
Winnipeg, Manitoba6.6%5.6%
Regina, Saskatchewan6.7%6.1%
Saskatoon, Saskatchewan5.6%4.3%
Lethbridge, Alberta5.2%4.9%
Calgary, Alberta7.5%7.5%
Edmonton, Alberta8.7%6.1%
Kelowna, British Columbia4.9%5.3%
Abbotsford-Mission, British Columbia6.5%5.4%
Vancouver, British Columbia6.5%5.9%
Victoria, British Columbia3.9%3.1%
こちらに記載のエリア以外は対象ではありません。失業率は四半期ごと(4月-6月 / 7月-9月 / 10月-12月 / 1月-3月)に更新されます。

バンクーバーの失業率は、5.9%になっています。全従業員数の10%までならLow Wage PositionでLMIA申請ができるようになりました。

データから見えるトレンド

過去の失業率データと比較すると、次のようなトレンドが浮かび上がります。

  • 失業率の改善傾向: 全体的に失業率は下がっています。特に一部の都市(バンクーバー、オタワ)では、失業率が6%を切り、LMIA申請が可能になりました。
  • 地域ごとの経済格差: モントリオールやトロントでは失業率が下がったものの、依然として6%を超えています。

まとめ

2025年1年10日〜2025年4月3日の失業率データは、LMIA申請に影響を与える重要な要素です。特に、高失業率地域では、雇用主に「カナダ人・移民労働者優先」を徹底するようにと政府は考えています。一方、バンクーバーエリアをはじめとしたBC州全土の失業率が6%を下回り、Low Wage PositionでLMIA申請ができるようになりました。最新の失業率データだけでなく、過去の推移を見ながら、雇用主の方は従業員の方へのLMIAの申請の準備を行うことをお勧めします。

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