このニュースに記載されている「学生ビザ2ステップ許可プロセス」の施行は、2020年9月15日で終了しました。
7月14日に、カナダ国外でのオンライン就学について、学生ビザの「2ステップ許可プロセス」という新ルールが発表になりました。このルールはCOVID-19の関係での一時的なルールです。
<一時的新ルールの概要>
- 迅速に許可証が発行できるように、書類に不備がないオンライン申請をした学生ビザの申請は優先的に審査されます。
- カナダ国外でオンラインで授業を受講しても、学生ビザの申請をして、最低50%のプログラムをカナダ国内で完了した学生はポストグラデュエートワークパーミットの申請対象者となります。
- 学生ビザ申請の際に必要書類を全て提出できず、カナダ国外でオンライン受講をする学生に関しては、一時的な「2ステップ許可プロセス」を施行します。
2ステップ許可プロセスとは
学生ビザ申請の際に必要書類を全て提出できず、カナダ国外でオンライン受講をする学生が対象です。
ステップ1:申請条件を満たしているかどうかの審査
ステップ1での審査対象
- 入学許可証
- 財政証明
- カナダとの結びつき
- 就学が終わったらカナダを離れるかどうか
審査に通るとオンラインアカウントからその旨の知らせが来ます。 ここまでを、学校開始までに済ませておけば、オンライン受講が開始できます。
ステップ2:人物の審査
ステップ2での審査対象
- 健康状態
- 犯罪歴
- バイオメトリック
- Step1のあとに変更点があればその内容
この審査に通ると、学生ビザの許可証が発給になり、ここでカナダ国内での就学が可能になります。
2ステップ許可プロセスを利用できる条件
- 2020年9月15日までに申請が完了していること
- 2020年の春、夏、秋に学校が始まること
一時的な新ルールの主旨
この新ルールは、一部の必要書類の準備がCOVID-19の関係で遅れてしまっても、カナダ国外からのオンライン受講を開始できるようにするための施策です。
コロナウィルスのパンデミックは全世界に数知れない影響を与えましたが、カナダ政府のスタンスは、カナダ人の健康と安全を守る一方、経済社会への影響を最小限に抑えることとしています。
留学生は渡航し、カナダ国内で受講できるようになっても、カナダ各地域の健康と安全、活力に貢献することが期待されます。
留意事項
この新ルールが適用になったとしても、申請者の学生ビザの申請が必ず許可されるという保証ではありません。書類が全て提出できても、犯罪歴や保安上の理由で却下されることもありますし、COVID-19の状況がどのように変わるか、また、渡航規制がどのように変わるかの予測も難しいと移民局は発表の中で述べています。
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