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2024年2月14日にPOE(入港地)申請に関するルールが改めて発表されました!
カナダの就労ビザを取得するには、カナダ国外にいる人は通常、オンラインで申請をして審査が終わり承認レターを取得してから渡航します。しかし、日本国籍を含む一部の外国人は、カナダ入国時に空港や陸路の国境(POE)にあるイミグレーションオフィスで直接、就労ビザを申請・取得することができます。これをPOE(入港地)申請と呼びます。
今回のニュースを基に、POE申請は誰ができて、誰ができないのかについて解説します。
POE申請ができる人
POE申請できる人は、下記4つの条件のいずれかに当てはまっている場合、事前にオンライン申請することなく、カナダ入国時に空港や陸路の国境などのPOE(入港地)で就労ビザ申請ができます。
申請に必要な書類をそろえて渡航し、POEのイミグレーションオフィスで書類を提示、その場で審査を受け、合格であればバイオメトリック登録をして申請料もその場で支払います。
①一時滞在ビザ(temporary resident visa = TRV)が不要、かつ、International Mobility Program (IMP) に該当する仕事(LMIA免除)に就く。
②一時滞在ビザ(temporary resident visa = TRV)が不要、かつ、 Temporary Foreign Worker Program (TFWP)に該当する仕事(LMIA必要)に就く、かつ、ポジティブLMIAレターが発行されている。
③POE申請が許可されていない種類の就労ビザ申請ではない(例:Live-in caregiverや季節農業従事者)。
④移民法の条項R198、及び、R200の条件を満たしている。
※注意
・上記に加えて、健康診断が必要な方はカナダ政府指定医師にて健康診断をパスしていること。
・カナダ行きのフライトに搭乗する際、事前にeTAの取得していること。POEで就労ビザが発行されると、自動的に新しいeTA番号が新しい期限にて発行されます。
POE申請ができない人
POE申請ができない人は、下記5つのうちいずれか一つでも該当している場合、カナダ入国時にPOE(入港地)で就労ビザ申請ができません。該当者は、事前にオンライン申請し、承認レターを取得する必要があります。
①一時滞在ビザ(temporary resident visa = TRV)が必要な国籍の人。
②TRV必要・不必要にかかわらず、健康診断受診が必要であるにもかかわらず健診結果をカナダ入国時に提示できない人。
③ワーキングホリデーなどのIECプログラム(International Experience Canada)の参加者(アメリカ国籍、アメリカ永住権保持者を除く)。
④季節農業従事者。
⑤特別に条件付eTA申請ができる国籍の人。
カナダ国内に居る人の申請方法
POE申請はカナダ国外に居る人の申請方法です。既に、有効な就労ビザを持っている人がビザ記載の条件変更をしたり、延長をする場合は、カナダ国内で申請しなければいけません。
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