カナダ移民局ニュース
2022年10月11日ニュースリリース カナダ移民局
カナダ移民局の永住権申請カテゴリの一つに、カナダ国民や永住者が、国外から両親や祖父母を永住者としてカナダに呼び寄せることができるファミリークラス・スポンサーシップ・プログラム(両親・祖父母呼び寄せファミリークラス)があります。
カナダ移民局(IRCC)は、今年も両親・祖父母呼び寄せファミリークラスのスポンサーシップ申請を最大1万5000件受け付け、家族の再会を支援することを発表しました。今週、カナダ移民局は、23,100人のスポンサー候補者に申請の招待状(ITA : Invitation to Apply)を送り始め、そこから受け入れ目標値である15,000件の申請を確実に受理することを目論んでいます。このITAは、今後2週間で送付を完了予定です。
2022年のファミリークラス(両親・祖父母呼び寄せ)ITA発給方針
2020年にスポンサー希望登録した人の中から抽選でITA発給
過去にスポンサー希望登録して、今も保留となっている親族受け入れ希望者が多く残っています。その理由からカナダ移民局は、スポンサー申請希望者をこれから新たに受け付けることはせず、2020年にスポンサー希望登録をした人の中から抽選でITAを送ることにしています。これは、昨年2021年と同様の方針です。2020年にスポンサー希望登録を提出した方で、2021年1月または2021年9月のITA発給の際にITAが届かなかった方が今回の抽選に当選した場合、登録したメールアカウントにITAが来ます。
ITA受け取り後はオンラインで永住権申請
手続きの流れに関しては昨年と同様です。ITAを受け取った方は、新しく導入されている永住権ポータルを使用して、オンラインで申請を提出することができます。これは、カナダの移民制度を近代化し、申請手続きを迅速化・簡素化するための取り組みの一環です。
カナダ移民局は、パンデミックの影響を考慮し、今年度も両親と祖父母をスポンサーする場合の所得条件を低めに設定することにしています。2020年と2021年の課税年度には、スポンサーの所得要件は、最低必要収入となり、その金額に30%を上乗せする必要はありません。また、通常の雇用保険給付やCOVID-19に関連する一時給付金(Canada Emergency Response Benefitなど)も、スポンサーの収入に含めることが許可される予定です。これらの措置により、パンデミック時にスポンサーの収入が一時的に失われたとしても、スポンサーや申請者が不当に不利益を被ることがないようにします。
ファミリークラス以外の選択肢
カナダで両親や祖父母との再会を希望しながらも今年ITAを貰えなかった人は、その代替として、スーパービザの申請を検討することができます。2022年夏に実施されたスーパービザの強化により、スーパービザ保有者は継続して5年間カナダに滞在することが可能となり、また滞在延長する際もカナダを出国することなく、一度に2年まで延長できるようになりました。これらの変更により、カナダ国民や永住権保持者は、スーパービザを利用することで両親や祖父母とより長くカナダ国内で共に過ごすことが容易になりました。
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