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カナダで働きたい外国人労働者やその雇用主にとって、LMIAは避けて通れない手続きです。このLMIAの申請は、地域ごとの失業率によって大きく左右されるため、最新のデータを把握しておくことが非常に重要です。本記事では、2026年1月9日~2026年4月9日までの失業率データを基に、LMIA申請にどのような影響があるのかを詳しく解説します。
低賃金LMIAと失業率の関係をおさらい
カナダの低賃金ポジションにおけるLMIA申請は、都市ごとの失業率によって可否が大きく左右されます。2024年9月26日に発表されたLMIA申請制限について詳しく解説していますので、まだこの制限の詳細についてご存じのない方は先にお読みください。
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低賃金LMIAと失業率の関係。詳しくはこちら:2024年9月26日からLow Wage PositionsのLMIA申請に大幅な制限!詳細を発表
2026年の1月から4月に運用される失業率最新データ
カナダ政府が2024年9月26日に発表したLMIA申請制限により、失業率が6%以上の国勢調査大都市圏ではLMIA申請ができなくなりました。失業率は四半期ごとに更新されます。今回、2026年1月9日から2026年4月9日までのLMIAの申請に適用される最新の失業率データが発表されました。
| Census metropolitan area | Unemployment rate (%) for applications submitted from July 11, 2025, to October 9, 2025 | Unemployment rate (%) for applications submitted from Octorber 10, 2025, to January 8, 2026 | Unemployment rate (%) for applications submitted from Octorber 10, 2025, to January 8, 2026 |
|---|---|---|---|
| St. John’s, Newfoundland and Labrador | 7.2 | 6.8 | 7.1 |
| Halifax, Nova Scotia | 6.2 | 6.1 | 5.2 |
| Moncton, New Brunswick | 6.4 | 7.3 | 5.5 |
| Saint John, New Brunswick | 7.4 | 7.3 | 5.8 |
| Fredericton, New Brunswick | 6.2 | 6.7 | 5.2 |
| Saguenay, Quebec | 4.3 | 4.2 | 4.3 |
| Québec, Quebec | 4.1 | 4.6 | 2.9 |
| Sherbrooke, Quebec | 4.8 | 5.3 | 4.8 |
| Trois-Rivières, Quebec | 5.2 | 5.1 | 3.9 |
| Drummondville, Quebec | 5.6 | 4.7 | 5.6 |
| Montréal, Quebec | 6.9 | 6.7 | 5.5 |
| Ottawa-Gatineau, Ontario/Quebec | 6.4 | 7.7 | 6.8 |
| Kingston, Ontario | 7.2 | 6.6 | 5.6 |
| Belleville – Quinte West, Ontario | 7.1 | 6.6 | 10.6 |
| Peterborough, Ontario | 9.9 | 5.6 | 5.3 |
| Oshawa, Ontario | 9.2 | 9.5 | 8.0 |
| Toronto, Ontario | 8.9 | 9.5 | 7.5 |
| Hamilton, Ontario | 6.6 | 7.6 | 6.4 |
| St. Catharines–Niagara, Ontario | 6.4 | 7.0 | 6.5 |
| Kitchener–Cambridge–Waterloo, Ontario | 6.9 | 7.4 | 8.1 |
| Brantford, Ontario | 6.8 | 9.4 | 8.5 |
| Guelph, Ontario | 5.9 | 9.2 | 7.4 |
| London, Ontario | 6.9 | 7.0 | 7.3 |
| Windsor, Ontario | 11.0 | 11.3 | 7.1 |
| Barrie, Ontario | 7.3 | 7.5 | 8.7 |
| Greater Sudbury, Ontario | 5.4 | 7.0 | 6.0 |
| Thunder Bay, Ontario | 5.1 | 5.1 | 4.2 |
| Winnipeg, Manitoba | 5.6 | 7.3 | 5.7 |
| Regina, Saskatchewan | 5.3 | 6.8 | 6.3 |
| Saskatoon, Saskatchewan | 4.6 | 5.7 | 5.8 |
| Lethbridge, Alberta | 5.2 | 8.5 | 7.2 |
| Calgary, Alberta | 7.3 | 8.0 | 6.3 |
| Red Deer, Alberta | 5.6 | 8.7 | 8.9 |
| Edmonton, Alberta | 7.6 | 9.0 | 6.9 |
| Kelowna, British Columbia | 5.0 | 6.0 | 8.5 |
| Kamloops, British Columbia | 8.7 | 8.6 | 6.6 |
| Chilliwack, British Columbia | 6.3 | 7.8 | 7.3 |
| Abbotsford-Mission, British Columbia | 6.1 | 8.1 | 6.4 |
| Vancouver, British Columbia | 6.3 | 6.8 | 5.9 |
| Victoria, British Columbia | 4.1 | 5.2 | 3.7 |
| Nanaimo, British Columbia | 7.3 | 9.7 | 6.3 |
こちらに記載のエリア以外は対象ではありません。失業率は四半期ごと(4月-6月 / 7月-9月 / 10月-12月 / 1月-3月)に更新されます。
失業率6%以上でLMIA申請ができない都市
今回のデータでは、全国的に失業率が低下傾向にあり、モントリオールやバンクーバーなど、失業率が6%以下になった大都市圏もありました。
このニュースはカナダ政府(Employment and Social Development Canada)の公式情報を元にビザJPカナダが内容を整理し、わかりやすくまとめたものです。
出典:Refusal to process a Labour Market Impact Assessment application(英語)
カナダ東部では主要都市圏で失業率が改善
ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、ケベック州の都市では失業率が6%以下にまで改善し、オンタリオ州も一部の都市を除き1~2%ほど改善しています。これにより、ハリファックスやモントリオール、ウィニペグでLMIA申請時の「低賃金ポジション」で申請ができるようになりました。
| 都市 | 前回失業率 | 最新失業率 |
|---|---|---|
| ハリファックス | 6.1% | 5.2% |
| モンクトン | 7.3% | 5.5% |
| モントリオール | 6.7% | 5.5% |
| トロント | 9.5% | 7.5% |
| ウィニペグ | 7.3% | 5.7% |
カナダ西部でも失業率が改善傾向に
ブリティッシュコロンビア州やアルバート州などの西部カナダでは失業率が6%以上の都市が多いものの、失業率は改善傾向にあります。そんな中ケロウナは例外的に、2.5%も失業率が上昇しました。
| 都市 | 前回失業率 | 最新失業率 |
|---|---|---|
| エドモントン | 9.0% | 6.9% |
| アボッツフォード=ミッション | 8.1% | 6.4% |
| バンクーバー | 6.8% | 5.9% |
| レッドディア | 8.7% | 8.9% |
| ケロウナ | 6.0% | 8.5% |
バンクーバー失業率が6%を下回る、LMIA申請再開に向けた大きな改善
BC州・アルバータ州では全体として失業率が低下傾向にありますが、今回のデータで特に注目すべきはバンクーバーが失業率6%を下回ったことです。前回の基準期間では6.8%だったバンクーバーの失業率は5.9%まで改善しており、Low Wage PositionsにおけるLMIA申請が再び可能な都市圏となりました。一方で、同じBC州内でもケロウナのように失業率が上昇している地域もあり、引き続き都市単位での確認が不可欠です。
今回の失業率更新がLMIA申請に与える影響
オンタリオ州・アルバータ州・ブリティッシュコロンビア州を中心に失業率が6%を超える大都市圏は存在しますが、全体的に失業率は低下傾向にあります。2026年4月9日まで、ハリファックス・モントリオール・ウィニペグ・バンクーバーなど、LMIA申請時の「低賃金ポジション」の受付が可能な地域も増えています。
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