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州の賃金中央値が変更!High WageストリームでのLMIA申請、より高い時給が必要に

投稿日:2025年6月30日

更新日:2025年6月30日

2025年6月27日、カナダ労働開発局(EDDC:Employment and Social Development Canada)は、各州の賃金中央値を更新しました。これにより、High WageストリームでLMIA申請をする雇用主は、従来より高い時給をオファーする必要があります。カナダで外国人を雇用したい企業や、LMIA取得を目指す方にとって、今回の変更は重要なポイントです。

LMIA (Labour Market Impact Assessment) とは?  

LMIA(Labour Market Impact Assessment)は、カナダの雇用主が外国人を雇用する際に必要な許可申請です。カナダ労働市場への悪影響がないことを証明する目的で、雇用主がカナダ労働開発局(ESDC)へ提出します。この申請は、カナダ人労働者の雇用を優先し、外国人を雇用することがカナダの労働市場に悪影響を与えないことを証明するために行われます。

LMIAには、High Wage(高賃金)とLow Wage(低賃金)の2つの区分があります。主な違いは、雇用主に提示される時給が、州の賃金中央値を超えるかどうかです。時給が州の賃金中央値を超える場合はHigh Wage、下回る場合はLow Wageに分類されます。

High Wageストリームとは?

High Wageストリームは、雇用オファーの時給が、その州の賃金中央値を超える場合に適用されます。このストリームで申請する場合、下記の要件を満たしている必要があります。

  • 時給基準:雇用オファーの時給が、その州の賃金中央値以上
  • 申請数上限:なし
  • 雇用期間:最長3年まで申請可能
  • その他:労働市場への影響が少ないとみなされるため、制限が比較的少ないのが特徴

Low Wageストリームとの違い

一方、Low Wageストリームでは、雇用オファーの時給が州の賃金中央値以下の場合に適用されます。このストリームで申請する場合、下記の要件を満たしている必要があります。

  • 時給基準:雇用オファーの時給が、州の賃金中央値以下
  • 申請数上限:雇用主が雇える低賃金労働者の数に制限あり(原則全従業員の10%まで、失業率が高い地域は0%)
    →詳細はビザJPカナダにお問い合わせください
  • 雇用期間:通常1年
  • その他:労働市場への影響が大きいとみなされ、申請数の制限や雇用期間の制限が設けられています

州の賃金中央値の変更について

今回の変更により、High WageストリームでのLMIA申請には、従来よりも高い時給水準が必要になります。各州の新たな賃金中央値は以下の通りです。

Province/territoryFor LMIAs received before June 27, 2025For LMIAs received as of June 27, 2025
Alberta$35.40$36.00
British Columbia$34.62$36.60
Manitoba$30.00$30.16
New Brunswick$28.85$30.00
Newfoundland and Labrador$31.20$32.40
Northwest Territories$47.09$48.00
Nova Scotia$28.80$30.00
Nunavut$42.00$42.00
Ontario$34.07$36.00
Prince Edward Island$28.80$30.00
Quebec$32.96$34.62
Saskatchewan$32.40$33.60
Yukon$43.20$44.40

まとめとビザJPカナダからのご案内

今回の州の賃金中央値の変更により、雇用主の方は、従来よりも高い給与をオファーする必要が出てきました。また、今回の変更だけでなく、就労ビザに関しては近年特に多くの改定・変更が施行されています。就労申請をお考えの方は、弊社までお気軽にご連絡ください。

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