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2024年8月28日にカナダ移民局は、ビジター滞在者にカナダ国内からの就労ビザ申請を認めていた一時政策を即時終了すると発表しました。

この政策の終了が影響する方はあまり多くありません。現在ビジター（観光）ステータスで滞在中の方のみが該当します。

カナダ移民局は2020年8月にCOVID-19パンデミック関連の渡航制限を受けて、出国できない外国人を支援するために、カナダ国内にビジター（＝観光）のステータスで滞在中の外国人が、カナダを出国することなく就労ビザを申請できるようする一時政策を導入しました。

これには、過去12ヶ月間に就労ビザを取得していてカナダでビジターステータスに変更した外国人が、新しい就労ビザ申請の審査を待つ間、カナダ国内で合法的に就労できる措置も含まれていました。

この一時政策は2025年2月28日まで有効とされていましたが、カナダ国内の外国人労働者数を調整し、移民制度の完全性を維持するための全体的な取り組みの一環として、今回、カナダ移民局はこの政策を前倒しで終了することになりました。さらに、一部の悪質な業者がこの政策を悪用し無許可で外国人をカナダで就労させていたことも、政策終了の一因となりました。

2024年8月28日からは、パンデミック前と同様に、カナダ国内にビジター（＝観光）ステータスで滞在中の外国人は、就労ビザを申請するためには国外申請をしなければなりません

ただし、2024年8月28日より前に提出された申請書については、この政策に基づき引き続き処理します。

一時政策の終了日が早まったということですので”改悪”ではなく”元のルールに戻った”ということなのですが、それにしてもあまりに突然の発表でしたね。移民局のウェブサイトもこの発表に修正が追いついていないため、一部では混乱が生じているようです

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