このニュースのポイント
- カナダ入国者に対して、近日、新たな規制が追加される
- 追加される規制には、カナダ到着後14日間の自己隔離期間のうち、最初の3日間は政府指定のホテルで宿泊をすること、到着空港でのPCR検査をすることが含まれ、費用はすべて自己負担とされる
- 施行開始日、詳細については近日発表予定
カナダ移民局ニュース
2021年1月29日発表
カナダ政府は、COVID-19と新種のウイルスからカナダ居住者の健康と安全を守るため、追加の渡航規制を発表しました。
- 2021年1月31日から4月30日までの3か月間、Air Canada, WestJet, Sunwing, Air Transatは、カナダと、メキシコやカリブ海の国々へのフライトは、すべて中止とします。
- 2021年2月3日深夜から、国際線の発着は、モントリオール空港、トロント空港、カルガリー空港、バンクーバ空港の4箇所に限定されます。これには、今まで例外として他空港の利用ができていた、アメリカ、メキシコ、カリブ、南米からのフライトも含まれます。個人や企業でのチャーターフライトも含まれます。
- 正確な開始日や詳細の発表はこれからとなりますが、数週間以内に、ごく一部の例外を除き、すべてのカナダ国外からの渡航者は、到着後はカナダ政府指定のホテルに3泊宿泊しそこで自己隔離をしなければならなくなります。カナダ到着後すぐにPCR検査を受け、その結果が陰性であれば、ご自身の用意した場所へ移動して残りの11日間、自己隔離をします。陽性の場合は、そのままカナダ政府指定のホテルに残りの11日間も滞在となります。この検査とホテル代は自己負担で、一人あたり約$2,000程度の負担となる予定です。
- 2021年1月7日より空路での渡航者に義務付けられていた渡航72時間前以内のPCR検査が、2月15日より陸路入国の場合でも必須となります。
- カナダ公衆衛生庁は、民間の警備会社と連携をして、到着後14日間の自己隔離の監視を厳しく行います。モントリオールとトロントをはじめとした35都市で、係官が、実際に自己隔離をしている場所に監査目的で視察に行きます。
補足
- すべての渡航者は、事前に、カナダ国内での自己隔離中の手配をしておく必要があります。また、入国後は毎日、政府にCOVID-19関連の情報を報告することが義務付けられています。
- 正しい情報を申告しないことや、自己隔離の規則に違反することは、法に反するとみなされ、6か月以内の懲役、または$750,000(6000万円相当)以内の罰金に科せられます。
- カナダ公衆衛生庁は、毎日6,500人の渡航者に電話て自己隔離の確認を行っています。
- 2021年1月26日現在、48,682人に何らかの罰則が科せられました。そのほかにも口頭での忠告、著面での忠告も多く行われています。
- カナダ政府は今までも、トロント、カルガリー、モントリオールの空港で、カナダ到着後のPCR検査を希望者に行っています。
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