カナダ移民局は、2019年6月15日付けで、ケアギバーのための新しいパイロットプログラム(試験プログラム)「Home Child Care Provider」と「 Home Support Worker」を発表しました。
最初から永住権申請ができる
これは、従来の就労ビザをまずとって永住権申請をするというステップではなく、最初から永住権申請をし、申請者にはオープンワークパーミット(職種はケアギバー限定)が発給になり、そのオープンワークパーミットで2年間の就労が完了し次第すぐに永住権の審査が始まる、という画期的なプログラムです。
新パイロットプログラム受付開始と同時に、現行プログラムの永住権受付を終了
この新しい永住権申請の受け付け開始は2019年6月18日、現行のケアギバークラス永住権申請はの受付は2019年6月18日までとなります。これ以前に永住権を申請していた方は、引き続き旧ルールで審査されます。
また、すでに就労ビザでケアギバーとして働いている方は、このプログラムを申請し、このプログラムに切り替えることができ、今までの就労期間も2年の中に含めることができます。
<申請条件>
- ジョブオファーがある
- IELTSまたはCELPIPまたはTEFでCLB5またはそれ以上の語学力のスコアがある
- カナダのカレッジで1年のコースを卒業、またはカナダ国外でこれと同等の学歴がある
<申請手順>
- 永住権申請と就労ビザ申請(家族がいる場合は家族のビザ)を同時に移民局に提出する
- 「Home Child Care Provider」または「 Home Support Worker」の職種限定、雇用先はオープンの就労ビザを受け取る。家族もカナダに滞在できるビザ(配偶者はオープン就労ビザ、子供は学生ビザ)を受け取る。
- 2年間働く
- 2年間働き終わったという報告を移民局に提出する
- 永住権取得
なお、新しい「Home Child Care Provider」 および「Home Support Worker」プログラムは、年間に各2,750 人、合計で5,500 人に永住権を発給する予定です。
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